专业雅虎代拍，雅虎拍卖），日本代拍，日拍，日购，yahoo代拍,，转运,代收包裹,日本购物网(www.gouwujp.com -- WEDGWOOD ソフトなシルエットと細かいディテールの彫刻が大人の雰囲気を醸すカフスボタンバイキングシップウェッジウッド

■状態：非常にわずかなくすみが出ているほか、目立ったダメージのない美品です。
見逃した難があれば、返品に応じます。

■WEDGWOOD　ウェッジウッド

イギリスが世界に誇る名窯「ウェッジウッド」

ジャスパー・ウェア　イギリス陶磁器の革命

時をさかのぼること18世紀。
華やかなロココ様式が流行する中、ヨーロッパ各国の窯元では、中国や日本から輸入される「磁器」をどのようにしてコピーするかに血道をあげていた。
純白の肌に彩度の高い絵付けが施された磁器は「白い黄金」とまで呼ばれて王侯貴族の垂涎の的となっていたが、その理由は、それまでのヨーロッパには、地味で艶のない「陶器」しか知られていなかったからだ。

そんな時代の中、代々続く陶磁器の工房に生まれたジョサイア・ウェッジウッドは、あえてイギリス地付きの焼き物であるストーン・ウェアに注目した。
ストーン・ウェアはその名の通り石のように硬い焼き締めの陶器であり、日用品から美術品まで、幅広い用途に用いられていた。
自国の文化に根差した焼き物をベースに、新たなスタイルを確立することを選択したのだ。

そして足掛け四年、一万もの試作を経て誕生した焼き物は、ジャスパー（碧玉）から名前を取って「ジャスパー・ウェア」と名付けられた。

ジャスパーウェアは、それ以前の焼き物にはなかった二つの新しい特徴がみられる。
まず胎土に顔料を練り込む技法だ。
これにより、極めて鮮やかな発色が得られるようになっただけでなく、ガラス質の釉薬をかける事で失われた土の素朴な質感を残す事が出来るようになった。

次に、素地に彫刻を施す技法。
釉薬で覆わずとも鮮やかな色彩が得られる硬い素地が完成した事で、まるでカメオのように細かく精密なレリーフを施せるようになった。
そして、ジョサイアが選んだ彫刻スタイルは「新古典主義」だ。
ギリシャ神話などから引用されたモチーフを均整の取れたレイアウトで配置する表現で、当時主流であったロココの華美を払拭した。

この、素朴な土の味の中に古典の香りが漂う美しい焼き物は、イギリス人だけでなく、ヨーロッパ中で歓迎された。
そのあまりの人気ぶりに、ヨーロッパの主要な窯が一時衰退したとも言われる。
二代目ジョサイア二世が磁器の焼成に成功した後も、ジャスパーウェアの新作は次々と発表され、また受け入れられ続けた。

ジャスパーウェア。
それは英国が誇る伝統と革新の精神の結晶かもしれない。

▼全体写真。
竜を象ったバイキング船をあしらった、ジャスパー・ウェアのカフリンクス。
タイトルは「ヴァイキング・シップ」
金具は英国の宝飾メーカー、ストラットンが手掛けている。