SIZE : 7 1/8 (※頭周り : 約57CM前後）

内周の縦幅 : 約19.7CM、横幅 : 約16.5CM

クラウンの高さ : 約14CM, ツバの長さ : 7CM(巻き部分含む) / 巻き部分含まず : 約6CM

COLOR : MOSS GREEN (モスグリーン)


大変珍しいディテール揃い踏みの、ドブス最古の個体！STETSONと並ぶ, 高級ハットメーカー : DOBBS(ドブス）の、推定10年代頃のカバナエッジ カールドブリムハットが入荷。更にボックス付き！（ボックスには若干のダメージがございます。）

1920年代～40年代にNYを主体に既にプレミアムハットメーカーの一つとして名を馳せていたドブス。禁酒法時代にギャングがこぞって愛用したとされる人気ブランドです。

こちらは現代では再現不可能と言われ、非常に薄手のビーバーファー100%のフェルトを採用。薄手で軽いのに、ピタリと形が決まる、これ以上ない素晴らしい素材感です。

この年代のアンティークハットは、後年の物とは比較できないほど良質な素材を採用しており、10年代当時ならではの非常に高いクオリティを有しています。

非常に美しく、絶妙な光沢感のある素材感で、ビーバーの乱獲によりその数が激減したため、滑らかで柔らかい素材感は現代では絶対に見ることのできないプレミアムな出来栄えです。

更にこちらはこちらはボウ部分がシャークギル (サメのエラをイメージしたデザイン)になっていたり、通称 : CARLED BRIM（カールドブリム)と呼ばれる形状で、ホンブルグに近いブリムの形ですが、ホンブルグは両サイドが徐々に太く反り上がる様にカールするのに対し、カールドブリムはある程度まで水平のまま均一に広がりキワの部分のみ反り上がる形がポイント。

更にこちらのタイプはブリム先にパイピングは付かず、ステッチも施さない、通称 : CAVANAGH EDGE(カバナエッジ）という高級技法を用いており、すっきりとした高級感漂う仕上がり。

ライナーは元々付属せず、内側にDOBBS&COの、非常に古いステッカーの様な素材を貼り付けてあります。

遠目にはブラックに見えますが、よく眼を凝らしてみると、濃いモスグリーンである部分も、非常に珍しいレアカラー！

クラウンも14CMと非常に高く、カバナエッジのカールドブリムと相まって、唯一無二の存在感を放っております。

状態は全体的に若干の薄汚れあり、レザー部分に若干の亀裂、ヒビ、焼けた様な跡、使用感や留め付けステッチの糸飛び箇所はございますが、まだまだ着用可能なグッドコンディション！

サイズが7 1/8ですので、日本でも高い人気を誇るゴールデンサイズです。

内側のドブスのロゴの住所が244のみの最初期のデザインで、ドブスの操業が1908年とされておりますので、こちらは恐らく1910年代頃の物と思われ、同ブランドの中でも最古の個体に入る部類かと思います！