このお品はお客様よりのご依頼で、出品させていただきます。 (K-1)
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・・・お客様のご依頼で出品させていただきましたお品につき、この商品のアフター・ケアーなどはできません。
・・・限られた少ない時間での観察です。
商品のすべてを把握しているわけではございません。
説明文の不足や誤りがございました場合は、現物の現状優先とお考えください。
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ご理解いただける方のみ、ご入札をお願いいたします。
私は、気持ちの良いお取引を望んでおります。
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たいへん古いOゲージ(1/43・32mm) カツミ製 C12形 蒸気機関車 後期(最終期)製品 真鍮製 生地メーカー完成品です。
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機関車の大きさ 全長 265mm 位 幅 62mm 位です。
モーター付、塗装済メーカー完成品です。
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程度は概ね良品ですが、難もあります。・・・「走行部」に修理が必要です。
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古いお品といたしましては、使用感はあまり見られず、経年を考慮すれば程度はたいへん良好なお品だと思います。
・・・機関車の基本部分(ボデー部・台車部など)のハンダ付け組み立て、塗装はメーカーによるものです。
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動輪・車輪・ロッドなどが、メッキ仕上げです。
・・・おそらく、特注で「メッキ仕上げ」を依頼されたものか?
あるいは、メーカーにより、特別な仕上げとしてメッキが施された完成品でしょうか?
当時の”C12一般製品”の「動輪・車輪・ロッド」はメッキはなく、真鍮生地で発売されました。
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1950年代半ば頃のお品、アンティーク品です。
・・・おそらく、昭和30年代の初め頃のお品だと思います。
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本商品は、アンティークOゲージ、”カツミ製C12”のなかでは、後期の製品(最も姿の整った製品)です。
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本製品(C12後期製品)は、
初期の製品(昭和29年製品)に見られた、「外観にやや素朴な荒さ」などはだいぶ改良改善され、
趣のある親しみやすい外観になりました。
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旧製品と比べると、
・・・キャブの窓まわりはだいぶスッキリとした印象の良い姿になりました。
・・・何より、動輪のスポーク部の形がとても美しいものとなりました。
初期製品の動輪はスポーク部の鋳型の形が悪く、気になっている部分でした。
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当時の日本形Oゲージ、高級愛好家向け ”スケールモデル製品”です。
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車齢70年近いという経年を考慮すれば、コンディションの良い方では、と思われます。・・・私の個人的な感想ですが。
使用感は浅く(ほとんど使ってはいないような印象です。)、人為的ないたみはないように見えます。
長い長い経年による自然の劣化はございますが、この時代の模型としては良好なお品ではと思います。
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ただし、経年劣化による「ハンダ付箇所の外れ」は一部にございます。
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・・・前部、デッキ上、(機関車公式側)片方のつかみ棒のハンダ付が劣化外れています。・・・ハンダで止め直してください。
・・・後部、コールバンカー側面下部の縁どり(0.5mm幅の真鍮帯板)が外れてかかっています。
・・・キャブ、ドア下の「梯子」が両側共に欠損しています。
「梯子」は、EB電気機関車のデッキに付けられている「梯子」のなかに、活用できるものがあると思います。
以上の「ハンダ付箇所の外れ」がございます。
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前部ヘッドライトは付けられていないようです。
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AC(交流3線式仕様)です。
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「走行部」に修理が必要です。
・・・動輪と集電コレクターにトランスから通電してみましたところ、
後部ヘッドライトは点灯しましたが、モーターは回転しませんでした。
おそらく、配線:回路に問題があるようです。
・・・調整(修理)が必要です。・・・そのままでは動きません。
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現状では、ユニバーサルジョイントをシャフトに止めているネジと、
動輪のギヤーを止めているネジが、それぞれ外されて、ネジがありません。
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・・・動輪のギヤーのネジは、私が所有しているネジがあると思いますので、探し出してお付けいたします。
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以上、程度は良いのですが、問題がございます。
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中古品です。・・・ボデー・主台枠・シリンダー・動輪・車輪など、ほとんどのパーツは真鍮製です。
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ボデーや台枠部などに、大きないたみはございません。
・・・ただし、ごく僅かな問題(上記)はございます。
・・・何分古い古いお品ですので、ご理解をいただきたく思います。
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目立つ大きな凹みやひどいキズなどはなく、半世紀以上を経たアンティークOゲージ製品としては、これでもかなり良好なお品だと思います。
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機関車の上回り・下回り、ほとんどのパーツが真鍮板のプレス加工、ハンダ組み立てで創られています。
・・・ボイラーバンドは真鍮帯板素材をハンダ付けで別貼りされています。
キャブ窓の枠も真鍮板素材をハンダ付けで別貼りされています。
昔ならではの趣ある創りです。
・・・プレスパーツ・匹ものパーツなどを活用した。趣のある、味わい深い良い姿で完成されています。
動輪も真鍮製です。
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今日のスーパーディテール機とはまったく異なるつくりですが、古き時代ならではのとても好ましい、職人の手間を掛けた創りです。
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元箱入り。・・・古い箱はかなりいたんでいます。 きれいな箱ではございません。
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商品は、ヤマト宅配便(送料着払い)でご発送をさせていただきます。
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初期のカツミ製真鍮製C12(初代製品・・・初期製品)の広告は、昭和29年の鉄道模型趣味誌の裏表紙広告に登場しています。
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ただし、カツミ製と推察できるC12は、「初代製品」や「本製品」の登場以前に、
(戦後規格OゲージのC12は、)
さらにさらに昔・・・終戦直後の昭和20年代の初め頃、最も古い製品(ジュラルミン多用C12)が登場していました。
この最も古い製品はボイラー・キャブ・サイドタンク・動輪・ロッド類などは真鍮でしたが、
シリンダー・台枠などはジュラルミン鋳物(終戦直後の軍用機解体・ジュラルミン放出)で創られていました。
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この有史以前のC12(ジュラルミン多用C12)は、たいへん古風な外観をもつ製品で、
おそらく、創業間もないカツミで創られたのでは???と想像はいたしますが、???
当時のカタログなどには登場せず、正確なことはわかりません。
・・・このジュラルミン製C12はカツミ製という推測はできますが、確証がございません。
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昭和29年頃に、新たに登場したカツミ製C12(C12初期製品・・・本製品の直系の先祖)は、
上記終戦直後の製品(有史以前のC12・・・ジュラルミン製)とはまったく別設計で、外観はまったく異なり、
パーツも関連性がございません。・・・まったく別物として新設計で登場しました。
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・・・初期のカツミ製C12(昭和29年製)は、ボイラー中央に梯子が跨る形で付けられていて、
動力は第3動輪上にモーターが付けられていて、
モーター軸に付けられたウオームから第3動輪に直接伝動されていました。
動輪の輪心スポークの形も、良いものではありませんでした。
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本製品(後期製品)に比べると、外観はやや粗野な印象で、古さを感じる模型でした。
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本製品はアンティークOゲージ(戦後規格1/45)日本形スケールモデルとしては中期の終わり~末期頃の製品です。
本製品の登場時、時はアンティークOゲージはまだ繁栄していましたが、
アンティーク時代のOゲージの栄華は長くは続かず、昭和30年代後半になると、16番(HO)製品の時代へと変遷し、
本製品のような国内向けスケールモデルは、昭和30年代終わり頃~40年代に入ると絶滅してしまいました。
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本商品は、私が使用いたしましたお品ではございませんので、以上のご説明はおおざっぱな観察によるものです。
細かい点で、見落としなどがあるかもしれません。
限られたお時間で、たくさんの商品を出品いたしておりますので、ご説明には、私の見落としなどあるかも知れません。
中古品のお取引に理解のある方、細かいことにこだわりのない方に、ノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。
・・・代行出品のお品につき、クレーム・返品などはお受けできません。
・・・商品のすべてを把握しているわけではございません。
説明文の不足や誤りがございました場合は、現物の現状優先とお考えください。
これらのことを、ご理解いただける方のみ、ご入札をお願いいたします。
私は、気持ちの良いお取引を望んでおります。
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マイナス評価がたくさんある方、オークションマナーの低い方、無責任な方の入札はご遠慮ください。
・・・・単なる評価数よりも、評価内容を吟味させていただいております。
悪い取引相手からくる報復悪評価などは、まったく問題にいたしません。
・・・私自身も、”悪質な入札者”より被害を受けております。
評価数が多くても、勝手なキャンセル歴の多い方(本人のマナーが低い方)、本人が原因によるオークショントラブルの多い方は歓迎しません。
入札をしないでください。
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他にも、模型・古写真・古絵葉書・古書籍・着せかえ人形など、いろいろと出品いたしております。よろしければ、ご参照ください。
お客様の依頼で出品させていただきましたお品につき、この商品のアフター・ケアーなどはできません。
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オークション・マナーを身に着けておられる方のみ、ご入札をお願いいたします。