青山義雄（あおやま よしお、1894年1月10日 1996年10月9日）は、日本を代表する洋画家で、鮮烈な色彩と深い精神性が光る画業で知られています。

基本情報
生誕：1894年（明治27年）1月10日、神奈川県横須賀市
没：1996年（平成8年）10月9日、102歳で逝去

経歴と活動
幼少期、父の転勤に伴い三重県鳥羽や北海道根室で育つ
通信教育で絵を学び、14歳で上京。日本水彩画会研究所で大下藤次郎、永地秀太に師事
1913年に根室へ戻るも、独学で制作。1921年に27歳で渡仏し、パリで制作活動を開始
秋のサロン・ドートンヌ初入選を果たし、1926年には南仏カーニュでアンリ・マティスに才能を認められ、「この男は色彩を持っている」と高く評価される
戻ってから、梅原龍三郎の誘いで国画会会員となり、春陽会・国画会で活躍、第1回佐分賞など多数受賞
1952年に再度フランスへ渡り、マティスと再会しながら南仏を拠点に精力的に制作を続行
戦後も日仏を往復しながら制作活動を継続し、1989年帰国後も創作意欲は衰えず、1993年には中村彝賞を受賞

作風と評価
鮮やかで豊潤な色彩と西洋的な構成・空気感が融合した作風が特徴
「青山ブルー」と称される深い色調や南仏の光を捉えた風景描写に高い評価がある
国際的にも稀有な交流として、画家アンリ・マティスとの深い師弟関係が知られる

主な受賞・功績
春陽会展 昭和洋画奨励賞（1930年）
第1回佐分賞（1937年）
中村彝賞（1993年）



額サイズ★約41×49
作品サイズ★約24×32


・ガラス板が付属しています。
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マットにシミがあります。
額裏の板にシミがあります。
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