極レア!【ゼンパー・オペラ復興公演時だけの限定記念盤】独ETERNA 2LP 「ドレスデン国立歌劇場を飾った歌手たち」 ステージ・モデルが飛び出す立体仕掛けジャケット 奇蹟の極美品
独ETERNA 822870-71 mono 2LP。
「Die Zeit ist ein sonderbar Ding」(時は唯一無二の素晴らしいもの)
「ドレスデン国立歌劇を飾った歌手たち」
収録曲(全23トラック、2LP、モノ)
R.Strauss;”Der Rosenkavalier““Salome“
Wagner:“Die Meistersinger von Nurnberg““Lohengrinn““Die Walkuere““Tannhaeuser“
Puccini:“La Boheme“,
Verdi:“Der Troubadour““Luisa Miller“, Die Macht des Schicksals“
Leocavallo:“Der Bajazzo“,
Kienzul:“Evangelimann“,
Bizet:“Carmen“
Mozart“Don Giovanni““Die Zauberfloete“
Dvorak:“Rusalka“
Beethoven:“Fidelio“,
Weber:“Der Freuschutz“等々
登場歌手
ソプラノ:Margarete Siems, Minnie Nast, Meta Seinemeyer, Erisabeth Retheberg, Margarethe Teschemacher, Maria Cebotali, Elfriede Trotschel, Losa Otto, Marianne Schech, Irma Beilke
アルト:Elisabeth Hoengen, Helena Rott
テノール:Fritz Vogelstrom, Karel Burina, Tino Pattira, Kurt Taucher, Max Hirzel, Torsten Ralf, Richard Tauber, Max Rolenz, Hans Hopf, Bernd Ardenhoff
バリトン:Friedrich Plaschke, Robert Burg, Josef Hermann, Mathieu Ahlersmeyer, Arno Schellenberg, Werner Faulhaber, Karl Pail
バス:Ivar Sandresen, Kurt Boehem, Hans Kraemer
登場指揮者
Karl Boehm, Karl Elmendorf, Rudolf Kempe, Joseph Keilberth他
管弦楽
すべてドレスデン国立歌劇場管弦楽団および合唱団
(録音:1908年-1951年、ドレスデン)
これはすごい製品です!
1944年2月13日は米英連合軍の爆撃によってドレスデンが廃墟と化した悪夢の日です。
この爆撃は純粋に人間の殺傷を目的として行われた(日本に対して行われた空襲の多くはそうでした)もので、最大限の人間を殺すための作戦が緻密に計画され2月13日から15日にかけての計4回にわたる執拗で残虐な爆撃で徹底的に行われました。この結果2万とも6万ともいわれる人々が殺傷されるとともにドイツで最も美しいと言われたドレスデンの街は完全な廃墟と化しました。この空襲は未曽有の規模で行われたドイツ全土への爆撃の中でも最も残忍なもので第二次世界大戦における連合国軍最大の汚点とされています。
市の中心部にあったゼンパー・オペラも例外ではなく廃墟となりました。しかし外見をとどめないほどに完全破壊されたフラウエン教会(シュッツがカントールをしていた歴史的建造物です)などとは違い、内部は完全に焼け落ちたものの、石でできた建物外部のほとんどはそのまま残りました。
焼け落ちて真っ黒になっているとはいえ市中心のオペルン・プラッツに古の美しい面影を残しながら立つこのオペラハウスがいつかよみがえることをドレスデン市民をはじめすべてのドイツ人が願っていました。
そして1980年代にその念願が実際のものとなり大規模な復興プランが走り出しました。
再建にあたって最も大切な要素である音響は東ドイツ一の音響学者ライヒャルト教授が担当し戦前のゼンパーを超える最高の音響を持つオペラハウスとしてのプランが建てられました。
そうして実現された音響はデッドな音が当たり前であるオペラ劇場の音響の概念を覆すもので、オペラ以外にオーケストラ・コンサートさえ行えるほどの残響時間と豊かな音色で世界中のオペラハウスに例を見ない稀有な音響をもった劇場となりました。そしてあの悲劇の日からちょうど41年目にあたる1985年2月13日に復興記念公演が行われることになりました。この歴史的なこけら落とし公演の出し物として選ばれたのは空襲で焼け落ちる前における最後の公演となったウェーバーの「魔弾の射手」とゼンパーで初演が行われたR.シュトラウスの「ばらの騎士」が選ばれました。このプログラムの選定には41年の空白を経たものの「魔弾の射手」によってシームレスにつながることでゼンパー・オペラに再び生命が吹き込まれる思いが込められており、ドレスデン市民とドイツ国民の意地と誇りを示すものでした。ゼンパー・オペラはドイツ最高の歌劇場でありながら、戦争のために崩壊しましたが、41年後の1985年2月13日に不死鳥のごとく蘇り、ふたたびドイツで最も重要な歌劇場として今日に至っています。
ここに出品するのはその復興記念に合わせてETERNAによって作られた特別アルバムです。内容はゼンパー・オペラの舞台を飾った歌手や指揮者の歴史的演奏を収めたもので、ゼンパー・オペラの華やかな歴史をたどる非常に貴重なアルバムとなっています。
収録されているのは、東ドイツのアーカイブに保存されていた歴史的音源の中から1908年(なんと明治41年!!)から1951年までの間に録音された23トラックで、それらが2LPに収められています。
第1面の最初に現れるのは1916年吹き込みの「ばらの騎士」からのマルシャリンのモノローグで、音は蚊の鳴くような音ではあるものの、100年以上前の演奏というだけで、そのロマンにある種の感動を覚えます。そして4枚目の最終トラックに収められているのは、1951年録音のケンペ指揮による「魔弾の射手」です。この音源は長い間耳にすることができない幻の音源であったものですが、1951年のモノ録音とは到底信じられない音の良さには腰が抜けそうになります。
この4枚のレコードを聴いていると、ドレスデン国立歌劇の歴史だけでなく、レコード録音の発達史も経験することができ、年を追うごとにどんどん音が良くなっていく様は感動的でさえあります。
なお、このアルバムが「ばらの騎士」で始まり、「魔弾の射手」で終わるという構成は、「ばらの騎士」がゼンパーオペラで初演されたオペラであり、「魔弾の射手」が1944年2月の爆撃でゼンパーオペラが灰燼に帰する最後の公演であったことから意図的に配置されており、ETERNA制作陣のセンスを感じさせます。(これら2つのオペラが1985年2月11日の歴史的復興公演の時の出し物であったのも同様の意図によるものです。)
そしてこの記念アルバムには特別な仕掛けがしてあります。
ダブルジャケットの両端を持ってページを開いてみてください。
「えええーーーっ!!!」
そうです。見開きの間に織り込まれた仕掛け絵が開いて「ばらの騎士」の舞台が3Dでジャケットの上に立ち上がるのです!
これを知らずにこのアルバムを開いたらさぞびっくりすることでしょう。
その舞台を下か見上げたり、上からのぞき込んだりしているだけで豪華な「ばらの騎士」の舞台の前にいるような気になってきます。さらに登場人物の姿絵もついており、それを切り抜いて立てれば公演中の「ばらの騎士」になります。好きな歌手を好きな位置に配置して自分だけのステージを楽しんでください。私も1985年の復興公演時にこのレコードを買ってポップアップしたステージをしげしげ見つめて喜んだのを思い出します。
さすが東独の威信をかけたゼンパー歌劇場の復興記念盤だけあってETERNAも手の込んだ商品を企画したものです。
なお、このアルバム「Die Zeit ist ein sonderbar Ding」は公演後全く同じ内容のものが再発売されましたが、この3D仕掛けのない普通のダブルジャケットでした。
したがってこの特別仕様のアルバムは1985年のゼンパー・オペラ復興公演の時にだけごく少数流通した特別商品で、今ではとんでもない価値があります。
ここに出品するのはその当時の本物で、私自身が復興公演の場で購入して38年間大切に保管していたものです。
本品は特級コンディションの超美品です。
レコードはほとんど使用していない超美盤です。ETERNAのレコードで多く見られる盤面の部分的な曇りはありますが、音への影響は皆無です。
唯一第1面バンド3の中ほどからバンド5にかけて細キズが2本あり、この間ピチ音が出ます。他の面は検聴不要の極美盤ですので不要な通針をさけるためあえて検聴はせず、そのままの状態でお届けします。(これは決してノイズ皆無ということを保証するものではありません。なお、レコードですのでたとえ新品でも雑音はあり得ます。)
ジャケットは、表面コーティングのない普通紙のETERNAジャケットとして例外的な極美品と言ってもよい素晴らしいコンディションの品です。肝心の仕掛け絵は完璧な状態で元気にポップアップします。ややこしい仕掛けがうまく折り込まれてアルバム内に収められたこのポップアップは非常にデリケートで傷みやすいものですが、このセットでは完璧なぴきぴき状態です。これは私自身が38年間気をつけて保存してきたためで、これほどきれいな状態で残っている品はとても稀なです。
ゼンパーオペラ再会の時に限定記念発売された特別アルバムであるため数が少なく市場で見ることはまずありません。ましてやこれだけ完璧なコンディションの品を見つけるのは困難だと思います。1回だけですのでどうぞお見逃しなく。
歴史と音楽のロマンに満ちたすばらしいアルバムです。ご自慢のレコード・コレクションの中に所蔵する宝物としてもおすすめです。私の推薦品です。
本体重量:480g (これに梱包材と特典品を足した総重量が送料の対象となります。)
安心してお求めいただける良質の品物の提供を第一に考えて出品しております。
音楽鑑賞に差し支えるような瑕疵のあるレコードは最初から出品しないようにしておりますが、レア盤などで瑕疵の存在にもかかわらず出品意義があるような場合には、その状態を明記して出品しています。
当方で出品するレコードはほとんどすべてが空気の乾燥したドイツで使用、保存されてきた品ですので、特別な表記がない限りジャケットにありがちなカビ、シミ、カビ臭などは一切ありません。
盤(外見を含む)の状態に関しては、検聴を行った盤に関して気が付いた点だけを書くようにしていますが、ノイズの出方や再生状態などは再生装置によって違い、その感じ方はきわめて主観的なものですので聴き手によって違います。またすべてのノイズを聴き取ることも書くこともできず、聴き逃しや見逃しもあるかもしれません。コンディションの説明はあくまで「大体の目安」とお考えください。(レコード特有の散発ノイズや盤質雑音などに関しては特に書きません。)
いかにきれいな品であっても中古LPは中古LPで、50-70年前の古い品も多くあります。
レコードにはノイズがあるのは普通とお考えいただき、ノークレーム、返品なしという前提をご了承いただいた上での入札をお願いいたします。
なお、古いレコードはたとえ新品でも長い年月の間に材料内成分の析出などにより小さなピチプチ雑音が出ることがあります。レイカの「バランス・ウォッシャー」やディスク・ユニオンの「レコクリン」などでクリーニングすればこれらが取り除かれてより美しい音を楽しむことが出来ますのでお聴きになる前のクリーニングをおすすめします。また、当方ではモノ・レコードはモノ専用カートリッジで聴いております。モノLPをステレオ・カートリッジで聴きますとモノ信号の再生に必要な水平方向の動き以外に垂直方向の動きも拾ってしまいますのでモノ・レコード本来の音が再生できないだけでなく、不要なノイズや雑音を拾うことにもなりますので、モノ・レコードはモノ専用カートリッジで再生されますことをお勧めします。
未開封新品においては中身のチェックができない未開封品であるがゆえのリスク(製造上の瑕疵、ソリ、カビ、ボックスセット内のクッション用スポンジの経年分解による粉汚れなど)もあり得ることをご承知おきください。(交換や返品はできません。)
支払いは「ヤフーかんたん決済」となります。
発送は「ゆうパックおてがる版」となります。
LPの場合、ほとんどが80サイズでの発送となりますが、複数枚の品物をご落札頂いた場合でもある程度の厚さまで同一料金で送れます。(それ以上になりますとその厚さによってサイズが変わり、料金が上がってゆきます。)複数落札の場合は必ずオークション終了後すべてのアイテムを「まとめて取引」にして取引を始めてください。そうでないとのシステム上各商品に別々に送料がかかってしまいます。なお、後からの落札品で「まとめて取引」にできなかったアイテムを後から同梱にすることはシステム上できなくなりましたので、その場合は各取引ごとに送料をお支払いください。