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発売日: 1997/6/1
製作年: 1996
収録時間: 125分
出演者: アンソニー・ホプキンス, ナターシャ・マケルホーン, ジュリアン・ムーア
監督: ジェームズ・アイボリー
字幕: 日本語字幕
音声: ステレオ/英
シリーズ:
メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
ジャンル: ドラマ
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全体状態評価「C」・経年劣化「中」・カバーイタミ「小」・スリキズ「小」・レンタル落ち
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『眺めのいい部屋』のJ・アイボリー監督が、女性関係を中心に天才画家ピカソの私生活を描いた、ラブロマンス。ピカソを演じるのは『日の名残り』のA・ホプキンス。
天才画家ピカソと、40歳近くも歳が離れた女性との恋を描いた作品。ドイツに占領されていた、43年のパリ。画学生のフランソワーズは61歳のピカソと知り合い、絵を習うようになる。だが二人はすぐに愛し合うようになり、フランソワーズは彼と一緒に暮らすことにした。妻も二人の愛人もいるピカソは強烈な個性の持ち主で、二人は時に激しく対立するのだが……。
老境に入った天才画家パヴロ・ピカソと、彼をめぐる女たちの姿を描いた伝記ロマン。監督は「ハワーズ・エンド」「日の名残り」のジェームズ・アイヴォリーで、製作のパートナー、イスマイル・マーチャントとは、30年以上に渡る名コンビで知られる。製作はアイヴォリーとマーチャントに「イマジン/ジョン・レノン」のデイヴィッド・L・ウォルパーの共同。脚本のルース・プローワー・ジャブヴァーラ、撮影のトニー=ピアス・ロバーツ、音楽のリチャード・ロビンス、美術のルシアナ・エリッヒは「ハワーズ・エンド」でも組んだ常連スタッフ。主演は「ニクソン」のアンソニー・ホプキンス。ヒロインにはオーディションで選ばれた舞台出身のナターシャ・マケルホーンが抜擢され、本作がデビュー作となった。共演は「42丁目のワーニャ」のジュリアン・ムーア、「ロシア52人虐殺犯/チカチーロ」のジョス・アックランド、「ヒート」のダイアン・ヴェノーラ、「ジェイン・エア」のジョーン・プロウライトほか。
【女は女神かドアマットか】 映画の中でドラ・マールが語った言葉。「ピカソの後には神しかいない」。
芸術に命を捧げた者は、多かれ少なかれナルシシストであり、エゴイスティックである。逆にいえばそうでなければ現状に安住することなく破壊と創造を繰り返すことはできない。
女たちはそんなピカソの才能に酩酊し、独占しようとする。だが、飽くまで精神と身体の自由を求めるピカソに、そんな女たちの欲望は無縁だ。女たちはそんな自由なピカソに憧れたにも拘わらず、束縛しようとし始める—奇妙な逆転現象。
ではピカソは女たちを愛さなかったか。いや、彼はいつも首尾一貫した愛情を彼女達に注ぎ続けた。但しそれがいわゆる「世間」とはかけ離れた形であっただけのこと。女たちの諍いにウンザリしたピカソの顔が目に浮かぶ。なぜ彼女達は私を独占しようとばかりするのかと。実にワガママな男・・・汝の名は「巨匠」。
「女は女神かドアマットのいずれかだ」とうそぶいたパブロ・ピカソだが、彼の魅力は果てがない。
さて、フランソワ—ズ・ジローの目を通して描かれたこの作品は、ジェームズ・アイボリー監督らしく極めて端正に構成されている。下手すると下卑た作品に陥ってしまいがちな題材を、ここまで昇華させたのは見事。創作するピカソの台詞やマチスとのやりとりも示唆に富んでいて、刺激的だ。
38歳下の妻を演じたナターシャ・マケルホーンも実にいいし、さすがにアンソニー・ホプキンスの演技は破綻がない。
敢えていうなら、その破綻のなさ、そつのなさが難といえるかも知れないが、それはないものねだりというもの。大変面白く感じた。
【よくある伝記映画の一つ】 ピカソというビッグネームを軸に、フランソワーズ・ジローという一人の女性が自立するまでを描いた『サバイビング・ピカソ』は、残念ながら映画賞とは無縁で、よくある伝記映画の一つとして記録されています。
制作当時68歳だったジェームズ・アイボリー監督も、この作品を機にメガホンを取ることがだんだんと少なくなりました。
実はアイボリー監督はゲイで、公私にわたるパートナーのイスマイル・マーチャントと共に、マーチャント・アイボリー・プロダクションズとして映画製作を行ってきました。
アイボリー監督の名作は、同性愛を描いた『モーリス』をはじめ、伝統や常識の中で押しつぶされそうになる人間の痛ましさへの共感が目立ちます。
その意味では、もともと常識から外れたピカソに対し、むしろ常識を武器に自立をはかるフランソワーズの物語は、かみ合わせが悪かったのかもしれません。
『サバイビング・ピカソ』の劇中で光っていたのは、ピカソの親友で秘書を務めていたジャウマ・サバルテスです。
わがままなピカソに愛想を尽かすフランソワーズに対し、最後までじっと耐えながら尽くすサバルテスは、アイボリー監督が名作『日の名残り』で描いた老執事を思わせるキャラクターで、アイボリー節の見せ場となりました。
ピカソの熱心なファン以外にはあまり知られていないサバルテスですが、アイボリー監督が本当に描きたかったのはこの男同士の関係だったかもしれません。
【ピカソ、マチス好きでしたらかなり楽しめる】 と思います。ピカソのフランスでの当時の暮らしぶりなど見ていてワクワクする。女性に対する考え方など、性格描写など興味深い。
囲われた女性がいかに社会で自立していくか、実は重要なテーマを描いています。
観終わった印象が明るいのもいい。
【61歳と21歳。凄いよねぇ】
どうしてこうモテモテなんだろう。
才能や名声だけじゃないんだろうな。この映画の中のピカソは常に楽天的で面倒臭い悩みは持たない主義みたいだから最初はそこに魅了するんだろうか…
でもその多くの女性達への愛が彼の絵に命を吹き込んで色んな女性たちの絵が仕上がっていったのかも知れない。そう考えると幾人もの女性を愛することは彼なりの仕事のひとつだったと言えるのかも。
この映画の主役はピカソの魅力に取り憑かれて10年も共に過ごしてしまった女性。当然ピカソの女癖の悪さと支配力と自分勝手な束縛みたいなものがあって嫌悪感が増し増しになる映画でした。
後日談でピカソのずる賢い駆け引きがあったらしいのでそこまで話が続いてたら面白かった。
【芸術家の人生を垣間見るのは面白い】
天才画家ピカソの独特な絵画は見たことがあってもどんな人物かそこまで詳しくは知らなかった。
大好きなアンソニー・ホプキンスがピカソ役ということで興味深く、凄く特徴を捉えているようで本人に見えてしまうほどだった。
ちなみにピカソは女性遍歴が激しく、生涯に結婚は2度だが、名前が知られた愛人は10人いたらしい。
この作品ではパブロの最も愛した3番目の愛人フランソワーズ・ジローに焦点を当て、フランソワーズがピカソと共に過ごした10年を中心に語って進行する。
監督は『眺めのいい部屋』『モーリス』『ハワーズ・エンド』『日の名残り』のジェームズ・アイヴォリー。
ホプキンスとのタッグも多い馴染みの深い監督。
気性の激しいピカソをプライベートでは穏やかなホプキンスが、偉ぶったり、泣いたり、縋ったりの感情豊富な演技を尽くしていて観れて大満足だった。
ナターシャ・マケルホーンはこれが映画デビューとは思えない、ホプキンス相手に堂々して美しく魅力的に演じていてとても良かった。
【厄災ピカソ】 あなたはピカソを生き残ることが出来るか!みたいな。
ピカソを芸術というよりは女性関係など人間的に撮った感じなので、青の時代やキュービズムについてなどあまり言及されておらず、そのへんは少し物足りないかな。
しかし、ピカソの女にだらしなく、人でなしながらも憎めない魅力的な人柄をアンソニー・ホプキンスが見事に演じている。
立ち姿や、ちょっと片目を眇める表情がまさにピカソだ。すごい
やりたい放題やった挙句にフラれて泣いてるピカソを観ると心底「ザマーミロ!」と思ったが、同時に「ちょっと可愛い」と思ってしまった。
【ピカソを生き抜いて】
ピカソの人生で深く付き合った女性は大まかに7人と言われている。
正式に結婚した妻は2人その他はいわゆる愛人だった。
次々と愛人を作っては今までの女性を冷たく扱うので精神を病んで精神病院で死んだ女性も居たし、3人は別れた後に自殺している。
そんな中で6人目のフランソワーズ・ジローだけはピカソを棄てて自分から別れて行った唯1人の女性。
これはピカソとフランソワーズとの出会いから別れまでの10年間の話。
ピカソは女が変わる度に画風が変わる。
女性を愛することで創作意欲が湧き作品に没頭する。しかしその傍らで愛された女はエネルギーを吸い取られ狂っていく。
ピカソにとって「女はミューズ。でなければ足拭きマット」とある愛人は言ったらしい。
自身も画家であるフランソワーズはピカソと暮らすことでより強くなる事を学んだと言っているが、ピカソ以上に彼女も知性的であり、精神的に自立していて強い個性の持ち主だったのだろう。
今作には描かれて無いけど「俺の元を去って画家として生きられると思うなよ!」と別れて行くフランソワーズに言い放った様に、ピカソはあらゆる手を使って彼女の絵が取引きされない様に画商を脅したり、「ピカソとの日々」というフランソワーズの出版物にケチを付けて裁判を起こしたりと別れてからも散々な嫌がらせをしたそうだ。
原題の通りそんなピカソを生き抜いて、今も100歳で健在なフランソワーズ・ジローの若かりし日々に拍手を送りたくなるような作品でした。
ピカソ役のアンソニー・ホプキンスは顔立ちは違うのに良く雰囲気を出していたし、ジュリアン・ムーアやピカソの息子役として若いドミニク・ウエストも出てます。
【フランソワーズがピカソと過ごした約10年】
教科書に載ってないことを知ることができるから、やっぱり映画はいいよね~ でも、ピカソじゃなかったら、ただのエロオヤジ
さらに、アンソニーが演じたからこそチャーミングな天才を再現できたのだろう
こんな、陽気なアンソニーが大好き
エンドレスで見てられる
ピカソに振り回されるたび、どんどん綺麗になっていくフランソワーズ、ボロボロになって堕ちていく女性とは何が違うのかな…プライドかな
暫く画家の伝記から遠ざかっていたけど、本作にまた刺激されてしまった
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当方が基本的に扱うのはオークションお取引品、中古屋流通品、友人よりの譲りもの
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