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大型図録本 遼金元中国陶瓷古陶磁図鑑写真集解説300白磁青磁赤絵三彩青花釉裏紅瑠璃釉紅釉古染付景徳鎮窯鈞窯越州窯磁州窯吉州窯定窯耀州窯
大型図録本 遼金元中国陶瓷古陶磁図鑑写真集解説300白磁青磁赤絵三彩青花釉裏紅瑠璃釉紅釉古染付景徳鎮窯鈞窯越州窯磁州窯吉州窯定窯耀州窯 [浏览原始页面]
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大型図録本 世界陶磁全集 13 遼・金・元 中国古陶磁 中国古美術
写真集 解説 原色カラー図版300点 単色図版220余点・文様図170余点 やきもの 陶芸 茶道具 茶陶 古陶磁 
古美術 陶磁器 陶瓷 
白磁・青磁・赤絵・遼三彩・青花・釉裏紅・瑠璃釉・紅釉・飛青磁・澱青釉・古染付
景徳鎮窯 鈞窯 越州窯 磁州窯 吉州窯 定窯 耀州窯 乾瓦窯 デヴィッド瓶 天龍寺手青磁
国宝 重要文化財 唐物 作品集 写真集 写真解説 論文 論考   

座右宝刊行会 三上次男 責任編集
小学館
1981年初版第1刷
約31x22.5x4cm
336ページ
カラー図版300点 モノクロ図版220余点・文様図170余点 
函入 カバー付き上製本

※絶版 
※月報付き 「カラホト古城出土の元青花について/岡崎敬 」本巻執筆者紹介掲載


文化庁協賛 北方民族国家時代の中国陶磁の名品を集大成した決定版、大型写真集・大型図録本。

白磁・青磁・赤絵・三彩・青花・釉裏紅・瑠璃釉・紅釉・飛青磁・澱青釉・古染付
景徳鎮窯 鈞窯 越州窯 磁州窯 吉州窯 定窯 耀州窯 乾瓦窯 デヴィッド瓶 天龍寺手青磁   
遊牧の民の息吹を伝える遼の陶磁、金代の可憐な花ともいうべき北方諸窯、豪放にして華麗な元の青磁・青花。
北方民族支配下の中国に展開された生動感あふれる陶磁美を結集 

●原色カラー図版300点 220余点の単色図版
●文様図170余点のほか表・地図など重要資料を満戦
●広範な取材成果と日・中・英の権威ある執筆陣による最新の論文で構成した遼・金・元陶磁鑑賞と理解の決定版

北方民族の施政下で中国の陶磁文化はあらたな刺激を受け、器形・技法に新機軸を生む。豪放な青花(染付)や釉裏紅の大器はその代表的な作例であった。

当代の最高権威による論文・解説および関係資料を満載、その幅広い魅力を総合的・体系的に展開した陶磁研究と鑑賞の基本書。
水注、盤、香炉、瓶、壺、鉢、碗、輪花鉢、杯、水差、陶枕、扁壺ほか多数収録。
日本の国宝、重要文化財、世界有数のコレクションから、めったにお目にかかることのない個人蔵の作品まで網羅した、
愛好家必携の大変貴重な資料本です。


【全集全体の紹介文】
陶磁の歴史は芸術の面からも、生活のレベルでも人類史と不可分のものです。本全集は世界の陶磁を網羅し、地域別かつ時代別に編集しました。
各巻、カラーおよびモノクロ図版に、専門家による解説、文献目録などをそえた構成。
美術館・博物館所蔵のものに、近年発掘された新中国の古陶磁などを加え、また諸窯の遺品も収録するなど、世界陶磁の決定版全集です。

一つ一つの陶磁に「人類の文化史」を語らせた
今後四半世紀は、実現不可能というべき決定版 
世界的に最新資料を集大成した最大規模の決定全集 
一万余点の写真資料を駆使、原色図版を豊富に収録 
最新発掘の陶片なども、美しいカラーで数多く収録 
日本陶磁では特に茶陶を重視、名品を各巻に収めた 
各巻冒頭に陶磁文化史を載せ、体系的理解を深めた


【目次】
本文
渤海・遼・金・元の陶磁器生産とその歴史的背景
渤海・遼の陶磁
金代の陶磁
元代の青磁
元の白磁と青花
釉裏紅・鉄斑および各種色釉磁器 
???十四世紀景德鎮の産品を中心に― 
元代の磁州窯・吉州窯その他
青花磁器の起源に関する諸問題
インドおよび中近東向けの元代青花磁器
遼・金・元陶磁の文様
年代の明らかな主要遺跡

図版
原色図版・解説
本文挿入原色図版
渤海・遼
青磁
白磁・青花・釉裏紅
磁州窯・吉州窯・鈞窯
遼・金・元陶磁の文様
図版解説
 三上次男 矢部良明 弓場紀知 佐藤雅彦 長谷部榮爾
主要文献目録
年表
英文本文目次
英文図版目録

《撮影・資料提供》 
安宅コレクション 出光美術館 梅沢記念館 永青文庫 大阪市立美術館 尾道市教育委員会 尾道市立美術館 海住山寺 韓国国立中央博物館 神奈川県立博物館 金沢文庫 指枠巧芸館 宮内庁 救世熱海美術館 建長寺 光明坊 称名寺 静嘉堂 松岡美術館 東京国立博物館 三好記念館 東京大学文学部考古学研究室 大和文華館 富岡美術館 白鶴美術館 提阿寺 藤井有鄰館 ブリヂストン美術館 講談社 平凡社 アート光材 坂本万七写真研究所 便利堂 坂本明美 佐藤雅彦 鈴木征一郎 中川邦昭 長谷部楽爾 満山康彦 三上次男 宮原正行 矢部良明 吉田宏志
アシュモレアン博物館(オックスフォード) サンフランシスコ・アジア美術館 エイブリー・ブランデージ・コレクション テヘラン考古学博物館 インディア考古調査局 バッファロー自然科学博物館 フィッツウィリアム美術館(ケンブリッジ) フォッグ美術館(ハーバード大学、ケンブリッジ) ハーグ市立美術館 ロサンゼルス郡美術館 ギメ東洋美術館(パリ) リモージュ国立美術館アドリアン・デュブーシェ セーブル国立陶磁美術館 スウェーデン極東古美術博物館(ストックホルム) ボストン美術館 アイルランド国立博物館(ダブリン) フィリピン国立博物館(マニラ) ネルソン・アトキンス美術館(カンザスシティ) パーシヴァル・デヴィッド中国美術基金(ロンドン) ロイヤル・オンタリオ博物館(トロント) シアトル美術館 フランス国立美術館文書写真サービス(パリ) ドイツ・プルーシア文化財団国立博物館 東アジア美術館(ベルリン、西ドイツ) 大英博物館(ロンドン) ブルックリン美術館(ニューヨーク) クリーブランド美術館 メトロポリタン美術館(ニューヨーク) トプカプ宮殿博物館(イスタンブール) ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(ロンドン) 文物出版社 韓哲弘 馮先銘 エレン・S・スマート ジョン・M・アディス マーガレット・メドレー ルネ・ローラン
Ashmolean Museum, Oxford Asian Art Museum of San Francisco The Avery Brundage Collection Archaeological Museum, Teheran Archaeological Survey of India Buffalo Museum of Natural Science Fitzwilliam Museum, Cambridge Fogg Art Museum, Harvard University, Cambridge Gemeentemuseum's-Gravenhage Los Angeles County Museum of Art Musee Guimet, Paris Musee National Adrian-Dubouche, Limoges Musee National de Ceramique, Sevres Museum of Far Eastern Antiquities, Stockholm Museum of Fine Arts, Boston National Museum of Ireland, Dublin National Museum of Philippines, Manila Nelson Gallery-Atkins Museum, Kansas City Percival David Foundation of Chinese Art, London Royal Ontario Museum, Toronto Seattle Art Museum Service de Documentation Photographique de la Reunion des Musees Nationaux, Paris Staatliche Museen Preusischer Kulturbesitz Museum fur Ostasiatische Kunst, Berlin (West) The British Museum, London The Brooklyn Museum, New York The Cleveland Museum of Art The Metropolitan Museum of Art, New York Topkap? Saray Museum, Istanbul Victoria and Albert Museum, London 文物出版社 韓哲弘 馮先銘 Ellen S. Smart John M. Addis Margaret Medley Rene Roland

【執筆者紹介】(月報に掲載)
三上次男 東京大学名誉教授。東洋陶磁学会賞本巻責任編集者。東洋考古学、東洋史を中心に業績多数。『金史研究』『陶磁の道』。
長谷部楽爾 東京国立博物館企画課長。東洋陶磁史を専攻。『十世紀の中国陶磁』『磁州窯』他。
矢部良明 東京国立博物館陶磁室長。東洋陶磁史を研究。『元の染付』『北朝陶磁の研究』他。
佐藤雅彦 京都市立芸術大学学長。東洋陶磁を中心に東洋美術史を研究。『中国陶磁史』他。
ジョン・M・アディス(J. M. Addis, Sir) 前英国外交官。オクスフォード大学で中国史を講義。中国・フィリピンに長く滞在、中国胸破、景徳鎮陶磁・貿易陶磁研究。『Chinese Ceramics from Datable Tombs』。
馮先銘(フェン・シエンミン) 故宮博物院研究員、研究室付主任。中国古外前陶瓷研究会会長。中国における陶磁史研究の中心の一人。『三十年来我国陶瓷考古的収穫』『定窯』他。
マーガレット・メドレー(M. Medley) ロンドン大学デヴィッド財団主任学芸官。デヴィッド財団カタログなどを編纂。『Yuan Porcelain and Stoneware』『T'ang Pottery and Porcelain』。
中野徹 大阪市立美術館学芸員。金工・陶磁を主体に東洋の美術工芸を研究。
佐々木達夫 金沢大学助教授。数多くの発掘調査に従事。日本近世陶、中国陶磁を研究。
弓場紀知 出光美術館学芸員。日本、中国の考古学・陶磁史を研究。『沖ノ島』。
西田宏子 根津美術館学芸課長。東洋陶磁を研究。『古伊万里』『韓国やきもの案内』。
蘇山康彦 山龍泉堂社長。中国を中心に東洋美術を研究。『中国文物見聞』『北京の史蹟』。


【各作品解説一部紹介】
緑釉皮嚢壷 遼(十世紀) 乾瓦窯
東京国立博物館 
Green-glazed flask in the shape of a leather bag. Kan-wa yao. Liao dynasty. 10th century. Tokyo National Museum. 
高22.0cm 口径3.9cm 底径10.8cm 
遼は契丹人の国だけに、支配者の好みを反映して独特の形の器が作られている。この皮嚢壷 (鶏冠壷)はその一つであり、もっとも遼らしさのあふれた壷である。まず比較的荒い砂目の胎土を使って、下方はゆったりとふくらみ、上方がつぼまるフラスコ型の扁壷を作る。上部の前方には、円筒形の注口を、後方には蓮弁形の大きな釣手をつける。外開きの高台はどっしり器を支えている。 そうして、注口部の下方から下胴部をめぐり、後の釣手の下まで細い紐状突帯をめぐらしてある。これはシンプルであるが、感じのよい装飾になっている。まさしく皮袋と皮紐をかたどった形である。上に鉛釉系の緑釉をかけているが、媒溶料の中にアルカリ分も入っていたとみえて、いまは美しい銀化でおおわれている。北方民族の力強さと奔放さが感じられる見事な壷である。この形式の壷は、昭和の初め日本人研究者によって鶏冠壷と名付けられたが、その名称はどの点でも妥当ではない。中国で名付けているように、皮嚢壷あるいは皮袋壷というべきである。乾瓦窯の製品。 

三彩印花牡丹蝶文長盤 遼(十一世紀後半) 乾瓦窯 安宅コレクション 
Oblong dish with foliate rim, decorated with moulded relief ornament of peony spray and butterflies. Covered with brown, green and white glazes. Kan-wa yao. Liao dynasty. The second half of the 11th century. Ataka Collection, Osaka. 
高2.7cm 口径17.8×30.2cm 底径13.0×25.8cm 
遼の後期の陶磁の中で、とくにわれわれの眼を楽しませるのは遼三彩である。盤・皿などの器は鉄分の多い紅
褐色の胎土を使い、型にはめて作る。型でいろいろの文様を押し、白下地でおおったのち、上に緑釉や褐釉をかける。色釉で強調された文様は鮮やかに浮かび上がる。この八曲長盤の中央に大きく牡丹の折枝文をあらわし、 外縁部に唐草文をめぐらしている。文様は鮮やかな色彩で飾られているのですこぶる美しい。一般に遼三彩は、 その素朴さとエキゾティシズムに魅力があるが、この盤は中でも屈指の優品である。 

白磁印花孔雀牡丹文輪花盤 金(十二世紀) 定窯 
Percival David Foundation of Chinese Art, London 
White porcelain shallow dish with foliate rim, decorated with moulded design of peacocks and peony flowers. Covered with a cream coloured glaze. Copper bound rim. Ting ware. Chin dynasty. 12th century. 
高2.4cm 口径21.5cm 底径13.4cm 
材質の点でも、器形の点でも、疑いもなく定窯白磁とみられるものだが、型押しであらわした細かい文様はどちらかといえば元・明風である。この種の、いわゆる印花の白磁は、定窯が北宋末に廃窯となったとする説によって、従来その処遇が問題とされてきた。この作品を含む定窯白磁の優品を多く所蔵するデヴィッド・コレクシコンで、金・元の定窯白磁の存在が初めて主張されたのは、十数年以前のことであったが、この説は中国における出土資料その他によって裏づけられ、近年しだいに一般に認められるようになってきた。太湖石と大きな花をつけた牡丹に、二羽の孔雀をあしらったこの皿の絵画風意匠は、およそ十二世紀ごろの定窯印花の典型といえるもので、焼上りも美しく、保存もよく、格調高い優作である。 

青磁刻花犀牛望月図鉢 金(十二世紀) 耀州窯 
Celadon bowl with incised design of a cow and a moon. Yao-chou ware. Chin dynasty. 12th century. 
高6.8cm 口径19.0cm 
小さく引き締まった高台と、折り返した口縁をもった姿のよい鉢で、焼上りも美しい。外側は無文、内面に鋭い片切彫の文様のある、いわゆる北方青磁、同じ文様の破片が?西省の耀州窯址で発見されているところから、 同窯の産と考えられている。四稜形の枠の中に、うずくまる牛が振り仰ぐようにして中天の月を眺めやっている、 いわゆる犀牛望月の図があらわしてあるのだが、便化が著しく、それと見分けにくい。しかし、周囲の唐草文を含めて、軽やかな手早い彫りと、薄青い釉薬の明暗が醸し出す雰囲気には、独特の魅力がある。窯址における状況から、この種のものは金代の製作といわれ、その基準作の一つといえるものである。 

白地鉄絵魚藻文深鉢 金(十二一十三世紀) 磁州窯 安宅コレクション 
Bowl with half-globular body, decorated with fish and water plant in underglaze iron black. Tz'u-chou ware. Chin dynasty. 12th-13th century. Ataka Collection, Osaka. 
高13.2cm 口径11.4cm 底径6.4cm 
球形の上部を切り取ったような深鉢。白化粧は腰で止まり、以下は露胎で、それがよく安定した感じを与える。 前後の面に鰭を立てて泳ぐ魚を鉄絵具でのびやかにあらわし、間に水藻を手早く描き、魚の細部を鉄絵具を掻き落としてあらわしてから、透明釉をかけて焼き上げている。純白と漆黒のコントラストに加えて、のびのびした筆使いと、荒く強い彫りの線によって、いかにも生気に満ちた意匠が作り出されている。いわゆる磁州窯の遺品の中でも、とくに印象に残る傑作である。 

緑釉劃花魚波文枕 金(十二一十三世紀) 
磁州窯 
Green-glazed pillow, decorated with incised fish. Ta'u-chou ware. Chin dynasty. 12th-13th century. 
高9.7~11.0cm 口径16.8×40.0cm 
赤みを帯びた素地を厚く白化粧し、大きな魚を彫りつけて、機描の波文を加えて、緑釉をかけて焼き上げてある。文様のモチーフについても、緑釉劃花の手法についても、それぞれ北宋代から金・元代にかけての違例があって、製作年代はそれらだけでは決めにくい。これを金代とするのは、長さや厚みなど、プロポーションの点で金・元の枕に類似するものがあるための推定で、まだ断定できるというわけではない。それはともかく、文様も色合も、夏の午睡にふさわしいような涼やかさ、さわやかさがある。数ある陶枕の中でも、早くからこれが名高いのは、そうしたことのためであろう。 

澱青釉紅斑盤金(十二世紀) 鈞窯 永青文庫 
Dish with a flat rim, covered with a flocculent lavender-blue glaze flecked with large purplish splashes. Chun ware. Chin dynasty. 12th century. Eisei Bunko, Tokyo. 
高3.3cm 口径18.3cm 底径10.2cm 
月白釉とも呼ばれる青みのある失透釉の地に、柴みがかった淡紅色の斑文が奇妙な形に流れている。いわゆる鈞窯の典型的なもの、郷緑の姿も美しく、典雅な味わいがある。底裏高台内まですっかり施陥してあり、小さい目跡が三つついている。こうした丁寧な焼き方は鈞窯の特徴的なもので、いわゆる汝官窯の青磁とも一脈通ずるところがある。鈞窯の製作年代については、近年出土資料などから、全体として下げて考える考え方が強まっており、とくに紅斑文のあるものは金・元の間の製作とみる見方が研究者の間に一般化してきている。それでも個個の作品については、説の分かれる場合が多く、この皿なども従来の北宋説を無視するわけにはいかない。ただ、 現在の考え方では、金代である可能性が強いといわざるを得ないのである。 

澱青釉紅斑瓶金(十二世紀) 鈞窯 Percival David Foundation of Chinese Art, London 
Bottle with long neck, covered with a blue glaze flecked with large purplish splashes. Chun ware. Chin dynasty. 12th century. 
高29.0cm 口径4.1cm 底径7.3cm 
いわゆる鈞窯の代表作であると同時に、英国デヴィッド・コレクション中の優作として世界に名高いものである。まるみのある胴がすんなりとのびて細い頸となる、その付根のあたりがよく締まった感じになっているのがよい。高台はやや大きく、きっかりと丁寧に削ってある。畳付は無釉で、素地は赤黒く焦げている。外面全体に明るい淡い調子の澱青釉がかかり、淡紅色から紫褐色までさまざまに変化した斑文がじつに自由な、自然な流れをみせている。紅斑文のある鈞窯は一般に金・元の間の製作と考えられるようになっているが、これは姿のよさからみて、金代でもやや早い時期の製品といいたい。 

青磁牡丹唐草文瓶 泰定四年銘(1327) 元 
Percival David Foundation of Chinese Art, London 
Celadon vase with long neck and trumpet mouth, decorated with lotus and pomegranate scrolls. Inside the lip is an incised dedication to a temple. Dated equivalent to 1327. Yuan dynasty. 
高71.0cm 口径29.1cm 
元代青磁の真骨頂が龍泉窯の天龍寺青磁にあるとすれば、その劈頭にあげなければならないのがこの大版であろう。龍泉窯がおそらく越州窯系の伝統的な青磁釉をもとにして、新製の濃緑色袖を作り上げた時、形も文様も典型的な元時代の大作主義に従って、壮大な様式を樹立していた。その時期は、おそらく1300年前後を中心とした元の中期ではなかったかと推考している。名実ともにその成立を語る第一の資料がこの大版である。喇叭形の長頭の口緑内側に、ちょうど縁取るように宛彫で次の銘文が刻まれている。「?倉劔川流山萬安社居奉三寶弟子張進成燒造大花瓶壱雙捨入覺林院大法堂佛前 永充供養祈福保安家門吉慶者 泰定四年丁卯?仲秋吉日謹題」とあり、元の泰定四年(1327)に、龍泉窯のある浙江省龍泉県流山万安社の張進成なる者が、覚林院の大法堂に供えた一対の大花瓶の一つであることを記している。 
総体の造形はいかにも抑揚の強い重厚な趣が深く、器形は花瓶といっても砧青磁の花瓶と違って、股周の青銅器が手本となっているわけではなく、元時代に創案された形式を示し、胴と頸部には型で打ち抜かれた牡丹唐草文が密度高く貼りつけられて、総体に濃く鮮やかな緑色の釉がたっぷりと施されている。新製の大形器形,緻密な文様表現、濃緑色釉と、いずれの諸点も天龍寺青磁の特色を遺憾なく発揮して、その様式の完成を高らかにい上げている。 

青磁八仙文八角瓶 元(十四世紀) 
Octagonal celadon vase, decorated with three moulded panels on each facet. The mid panels, reserved in reddish-brown biscuit relief, enclose eight figures and show traces of gilding. Yuan dynasty. 14th century. 
高23.6cm 口径4.3cm 胴径14.2cm 
この八角瓶は、わが国伝世の天龍寺手青磁の中でも, これまであまり紹介されることのなかった優作で、江戸時代前期、将軍の庭師をつとめた縣宗知! (1656-1721) の蔵品と伝えている。いわゆる梅瓶形であり、口縁から胴・裾に至るまできっかりと稜を取って八面取りし、合わせて型で胴の中央に八仙人の図、肩裾には花卉の折枝文をあらわす。このように縦横を合わせて文様をびっしりと構築し、あたかも合従連衡してゆるぎない堅固な意匠構成は、もっとも元らしいあしらいである。明代陶芸は、おしなべてこの厳しい文様布置法は崩れるし、図様の細部の表現も甘くなる。微妙なモデリングも可能にしている八仙図の峻厳な表情は、いかにも元様式の充実感にみなぎっている。八仙図には釉を施さない、いわゆるビスケット(露胎地)の文様表現という対照的な意匠効果は、釉色の装飾性よりも図案意匠を強調したいという意図を示し、元時代後期に陶磁界全体を襲う図様加飾への指向と歩調を合わせる。しかも、この文様には金彩が施されてあり、その痕跡が残っている。八仙図の窓の隅に施された鉄斑文は、古来わが国では飛青磁の名で呼ばれ、この流行も元時代から明前期にあった。

青磁銹斑文瓶 元(十四世紀) 国宝 安宅コレクション 
Celadon vase with pear-shaped body, narrow neck and spreading mouth rim. The pea-green glaze is spotted rust-brown. Yuan dynasty. 14th century. Ataka Collection, Osaka. 
高26.9cm 口径6.6cm 底径8.5cm 
かつて大坂の豪商鴻池家に伝わった飛青磁の花生として、その声価がすこぶる高い天龍寺手の玉壺春瓶である。 いわゆる形徳利ではあるが、この形式は宋代の鶴首形の瓶から展開したものであったようで、元時代の特徴的な器種となった。光沢のある艶やかな釉膚は伝世の絶妙な味わいをたたえており、釉色は碧玉ともたたえて言い過ぎでない深味をそなえている。類品は英国のヴィクトリア・アルバート美術館とスイスのパウアー・コレクションに二点が知られるが、流麗端厳な形、適度な鋳斑の散し文様、幽湿な釉色の点で、この作品を最右翼にあげなければなるまい。高台は畳付が丸く撫でられ、この部分が露胎で、赭紅色に焦げるのは天龍寺手の通例であるが、その色がとりわけ濃い。 

青白磁貼花唐草文瓶 元(十四世紀) National Museum of Ireland, Dublin 
White porcelain pear-shaped vase, with narrow neck and spreading mouth rim. Decorated with strings of relief beading forming panels enclosed floral sprays in applied moulded reliefs. Yuan dynasty. 14th century. 
高28.3cm 口径8.0cm 底径10.0cm 
ゲイニエル・フォントヒル瓶という名で知られる玉壺春である。早くヨーロッパに渡って、ハンガリーのルイ大王 (1342-82)の紋章のある、金属製の口金、蓋、座金、把手、注口が取り付けられていたものである。その紋章により、このタイプの青白磁の年代を占う資料として注目されたが、今はそれら付属品は取りはずされているらしい。十四世紀前半に作られたとみられる景徳鎮の青白磁玉?春には、浮牡丹のような貼花文をもったものと、この例のように、膚を彫りくぼめた窓の中に、短い足をつけた花葉のパネルを貼り、あたかも透彫のように仕立てたものがみられる。窓のまわりには、刻みを入れてビーズをつないだようにした細紐をめぐらす。こういう装飾法は、図52の面にもみられるところで、両者の関連が注目されている。この瓶では、頭にもビーズ紐が貼られているが、下の篦彫の焦集文とは食い違っている。窓の左上の孔は、注口の跡である。 

青花雲龍文双耳瓶 至正十一年銘(1351)元
景德鎮窯 
Percival David Foundation of Chinese Art, 
London 
Temple vases with two elephant-head handles, deco-rated in underglaze blue with a dragon among waves and clouds. On the one side of the neck by a panel encloses a long inscription includes a date equivalent to 1351. Ching-te Chen ware. Yuan dynasty. 
(右)高63.4cm 口径14.8cm 底径17.3cm (左)高63.6cm 口径13.9cm 底径17.3cm 
デヴィッド瓶の名であまりにも有名な、元青花磁の口ゼッタ・ストーンである。ロンドン大学のデヴィッド財団にあるこの瓶に、最初に注目したのは、英国の陶磁学者の草分け、R・L・ホブソン氏だった。すなわち、この一対の瓶の頸部に、江西省玉山県の道教教団の人たちが、 家内安全,子孫平安を祈って寄進したという願文があり、 その年紀が至正十一年四月となっていることから、この瓶が元の至正十一年(1351)以前に作られた、中国青花のもっとも早い例と提唱したのである。青花は、明の宣徳をもって最善とした当時の風潮のもとに、この提議はそれほど強い波紋を起こさなかったが、二十数年の後に大きなセンセーションを巻き起こした。本文に述べたように、J・ポープ氏によるトプカプ宮、アルデビル廟の青花磁の研究に、この瓶が年代の付け石として、 力を発揮したからにほかならない。この瓶の意義は、年紀がはっきりしている点にあるが、その年紀こそは、元青花の最後の年に当たるということも重大であろう。翌至正十二年には、景徳鎮は倒元興明の動乱の中に巻き込まれてしまい、焼窯は杜絶したと考えられるからである。

青花紅釉貼花花卉文壷元(十四世紀) 
景徳鎮窯 河北省保定市永華路出土 河北省博物館 
Jar and cover, decorated with four recessed ogival panels in which are applied moulded reliefs of the flowers of four seasons in copper red and cobalt blue. Excavated at Paoting in Hopei province in 1964. Ching-te Chen ware. Yuan dynasty. 14th century. Hopei Provincial Museum. 
通高41.2cm 口径15.5cm 底径18.7cm 
河北保定の遺跡から出た、もっとも重要な資料の一つである。これとまったく同工で蓋のないものが、デヴィッド財団に一つ、日本の某コレクションに一つあるから、 一対で出たこれと合わせて、世界に四例を数えることになる。それらがとくに注目されるのは、きわめて複雑な、 元代の景徳鎮磁の中でも飛び切りの装飾が施されている点にある。まず、胴の中心には、格狭間型の四つの窓が切られる。勿論切取りではなく、少し彫りくぼめて窓とする。縁取りには、二重のビーズ紐がめぐらされる。そして、窓の中には四季花卉の花葉のアプリケが、短い足で浮かして貼られ、透彫のようにみえる。しかも、花には銅紅釉、葉には瑠璃釉を塗り分けている。窓の間の上下には、青海波地に花を白抜きした如意頭文と、蔓唐草を、裾はラマ式蓮弁を、それぞれ濃い青花であらわして 。窓の古式と思われる装飾とともに、青花文が併用されている点で、元青花の中でも早い例かといわれるが、 元青花の成立の特殊な条件を考えると、即断するのはむつかしいようである。 

青花魚藻文壷元(十四世紀) 景徳鎮窯
重文 安宅コレクション 
Jar with wide mouth, painted in deep underglaze blue with fishes in a lotus pond. Ching-te Chen ware. Yuan dynasty. 14th century. Ataka Collection, Osaka. 
高28.2cm 
前図とほとんど同じ大きさ、同じ形で、当代の典型的な壷形の一つである。この式の壷を飾る主題として、水草のゆらめく蓮池と游魚の図柄は好んで用いられるが、 その中でも本例はもっとも秀麗なものといっていい。それは、まず構図が緊密で、青花と白地の調和がよくとれている点に発する。そして、よほどの手練が描いたのだろう、図形をくくる描線が見事にのびて、寸分の乱れもないことでいっそうさえる。そして、文様の中を染めるのに、濃いだみの塗込め、淡い藍のぼかし、それに濃い点描の散しという、三つのテクニックを自由自在に操つって、コバルトの唯一色で描いたとは思えぬほどの出来栄をみせている。描画のうまさ、鮮やかさという点で、 これも元代青花磁の代表例の一つといって差し支えない。 

青花龍濤文八角瓶元(十四世紀) 景德鎮窯
河北省保定市永華路出土 河北省博物館 
Eight-faceted vase, with a lid, mei-p'ing, decorated in underglaze blue with dragons in waves. Excavated at Paoting, Hopei province in 1964. Ching-te Chen ware. Yuan dynasty. 14th century. Hopei Provincial Museum. 
通高51.5cm 口径6.6cm 底径14.5cm 
保定から出土した一括遺物のうちで、もっとも注目すべきものの一つである。一対で納まっていたという点でも、その格の高さをうかがわせる。八角面取の堂堂たる大作に、同じ面取りの被せ蓋のついた優品で、青花の装飾も精細を極める。いま知られている元青花の作品の中でも、最高位に推さるべきものであろう。 
八区に面取りされた胴の各二区を一単位面として、そこに主題の龍を白くあらわす。したがって、龍は四頭で、 上昇する形と下降する形を交互に配している。この龍は白抜きであらわされるが、それも平面ではなく、,一段高く浮き上げられている。おそらくいっちんの白盛りにしてあるのだろう。そして、輪郭や鬣などの細部は、青花の線でくくっている。それに対して周囲は、渦巻き奔騰する海水を細密な青花の線で描き詰めている。密度が濃いために、淡い瑠璃のような感じで、それが白い龍体を鮮やかに浮き上がらせている。そして、龍と龍の境の稜を中心にして、上下に大小の如意頭文を置き、中に麒麟と鳳凰、牡丹を入れている。 

青花飛鳳草虫文八角瓢形瓶 元(十四世紀) 
景德鎮窯 重文 掬枠巧芸館 
Gourd-shaped vase with eight-faceted body, decorated in underglaze blue with flying phoenixes among peony scroll, flowering plants and insects. Ching-te Chen ware. Yuan dynasty.14th century. Kikusui Kogeikan Museum, Kawanishi Town, Yamagata Prefecture. 
高58.1cm 口径8.4cm 底径15.5cm 
元代青花磁の最高傑作の一つとしてあまりにも有名だ。 
60センチにも及ぶ大きさといい、瓢形瓶という複雑な形をさらに八角に面取りした点といい、もっとも高度な造型といって差し支えない。上下の胴を、それぞれ縦に二つ割にした範で作り、それをさらに段継したものと思われる。しかも、器壁はかなり薄く、原料もいいのだろうが、よほど熟練した工人の手によったものと考えられる。 
そういう特製の形に対する青花の装飾が、また桁はずれた出来栄をみせる。ことに下部の胴では、面取りの各面を一つずつの画面とし、上下に八宝と牡丹を擁するラマ式蓮弁を俯仰させ、中央の長方面に江南で親しまれていた草虫図を描き詰める。下草の中で啼く蟋蟀、飛翔する鳳凰、?をとらえた蟷螂、鴨をおそう鷹、蜥蜴と蛙のかまきりこおろぎとかげにらみ合いといった図柄が、幾分淡いめの呉須で、実に精細に描かれている。国の重要文化財となっているが、 世界の宝と称すべきだろう。 

瑠璃釉白花龍文盤元(十四世紀) 景徳鎮窯 安宅コレクション 
White porcelain dish with flattened rim, decorated with a three-clawed dragon and flaming pearl in white porcelain relief laid down on a blue glazed ground. Ching-te Chen ware. Yuan dynasty. 14th century. Ataka Collection, Osaka. 
口径15.5cm 
非常に濃い藍地に、飛翔する龍と火焔宝珠が白く盛上げになった。目のさめるような意匠の皿である。前図の意匠を極限まで押し進めたものといえるだろう。無色透明な白磁の上釉にコバルトを溶いて、底面を除いた皿の全面にかぶせて藍地を作る。そして、白い長石と灰の泥漿をチューブで絞り出しながら、龍の形を盛上げに描いてゆく。いわゆるいっちんの手法である。細部には覚で筋を引いたり、刻みを入れたりする。長石は釉薬の基剤だから、焼かれればそのまま白い半透明の形となって残る。白の薄い部分を注意してみると、下の藍色がかすかに透けてみえている。この意匠の同例は、デビッド財団や大英博物館などにいくつかあるが、トプカプ、アルデビルの両コレクションには、径30センチを超える大寸の例がみられる。 

瑠璃釉白花龍文瓶 元(十四世紀) 景徳鎮窯 揚州博物館 
White porcelain vase, mei-p'ing, decorated with a slip relief design of dragon in white reversed against a deep blue ground. Ching-te Chen ware. Yuan dynasty. 14th century. Yangchou Museum. 高43.8cm 胴径25.3cm 
このような梅瓶の、堂堂たる大作に展開されるこの意匠は、思わず息を呑むような迫力がある。この種の遺品は、かつてパリのギメ美術館にあるものだけしか知られていなかったが、その瓶と同じ意匠で、しかもひと回りも寸法の大きい本例が紹介されたのは、つい二年前のことだった。幸いその年の末にパリへ行く機会を得て、久しぶりにギメの瓶を検分し、両者が寸法以外ではまったく同工であることを確認できた。おそらく、同一人の手により同時に作られた兄弟であろう。ギメのものは龍の口辺にいっちんのめくれがあるが、こちらはほぼ完好らしい。 

白地鉄絵唐草文双耳瓶元(十四世紀) 
吉州窯 
The British Museum, London 
Vase with two fish-shaped handles, decorated with floral scrolls and classical arabesques in iron black under clear glaze. Chi-chou ware. Yuan dynasty. 14th century. 
高44.8cm 
吉州窯の名は、玳玻盞や木の葉天目を産した窯として知られているが、同時に磁州窯の白化粧地黒花と同じ作品も作っていることが、近ごろになって明らかになってきた。この堂堂たる双耳瓶は、その代表的な大作といえよう。馮先銘氏によると、金の侵攻を受けて宋室が南渡した靖康の変のおり、磁州窯の陶工で江南に逃れた者も多く、彼らが江西省の吉州窯に入って、磁州風の白地黒花の作品を作るようになったという。だから、それらの作の中には、磁州窯と似たものも多く、かつては磁州窯の変り種と思われていたこともあったようだ。この瓶は、 頭の部分に黒でまわりをつぶして、白抜きにした花葉文を配し、胴の中央には、輪花形の窓の中に、やはり白抜風の波濤文を描き、まわりを細密な蔓唐草で埋めている。 それらの文様はもうすっかり磁州風を脱し、ことに花葉文と波濤文は、元後期に始まる景徳鎮の青花の図文の、 直接的な祖形とみなされよう。 

澱青釉双耳三足香炉
己酉年銘(1309) 元 鈞窯
内蒙古自治区呼和浩特市出土 内蒙古自治区博物館 
Incense burner with two handles and three legs. Covered with lavender-blue glaze. On the neck is a plate with inscription including date equivalent to 1309. Excavated in Huhehot, Inner Mongolia in 1970. Chun ware. Yuan dynasty. Inner Mongolia Autonomous Region Provincial Museum. 
高42.7cm 口径25.5cm 
これも新中国になって出土した貴重な資料である。内蒙古のフフホトから出たこの香炉の肩には、紀年の誌額がついており、誌文は「己酉年九月十五小宋自造香炉一个」とあり、己酉すなわち元の至大二年 (1309) に作られたものであることが知られる。ちょうど元の中期に当たり、その当時鈞窯でどういうものが作られていたかを示す好個の座標である。正面に鬼面の不遊躍をつけ、肩に龍をめぐらし、鯱のような形の双耳をつけた炉体に、 失透性の強い月白釉がかかっている。とくに鬼面のあたりには、その釉流れが右から左下にどっぷりと流れている。宋の鈞窯に比べれば少しごたつき気味だが、これが元鈞窯の特色なのだろう。 


ほか


★状態★
月報付き。(経年並ヤケあり)
1981年のとても古い本です。
函入、函は経年ヤケしみ、背の帯のあった部分の色が少し薄くなっています。
カバー付きの外観は経年並、天小口経年ヤケしみあり。
本文カラー図版数ページ余白部に全体的なしみあり。
他は経年並ヤケしみがそれなりにありますが、目立った書込み・線引無し、
カラー写真図版良好、問題なくお読みいただけると思います。(見落としはご容赦ください)


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