80年代のホビージャパンの「烈風」の広告内に、長期間何度も掲載されていたうる星やつら・バニーガールラム(安井雅樹氏原型)。
このバニーガールラムの原型には小学館版権は許諾されず、結局「プレゼント品」として読者に無償で少数提供されただけで終わった原型・キットです。
「うる星やつら・ラム」としては販売されませんでしたが、そのプレゼントキットと全く同じ(ほぼパッケージが違うだけ)レジンキットが販売されていました。
それが今回の「RECO」です。
「RECO」はタイプA1とタイプA2が存在していました(仕様違いは他にもあり)。
「RECO」と、「バニーガールラムのプレゼントキット」と違いは「パッケージや説明書」だけで、部品内容はほぼ同じものでした。
実はこのキットは「RECO」と「バニーガールラム」のコンパチキットでもあり、どらちにも組めるのです。
RECOには必要のない「ラムの頭髪部のツノ」はそのまま造形、「もみあげ」はRECOとバニーガールラムの「2種類」が同梱されています。
※しかもコンパチキットとして「ラム」にも組めることは説明書には全く「無記載」で、そのあたりはかなりブラックです。
※例えばラムの「角」は「バリなので削れ」、と説明書には敢えて「版権逃れ」の記載まであります
80年代には版権逃れガレージキットは他のメーカーからも相当数存在していましたが、パッケージイラストは別のバニーガール少女(RECO)にしてラムのキットでもあることは隠匿、さらにラムにも組めるようにコンパチキットにして部品を隠して同梱・販売したという、最も確信犯? 的なキットは業界広しと云えど他にはありませんでした。
当時の版権逃れキットとしてはこれが最も有名で、ホビージャパン広告上での販売期間もそれなりに長かったことも理由としては大きいと思います。
ある意味(セーラームーンではないと言い張ってワンフェスで堂々と販売した)海洋堂・ボーメ氏の「ヌード水野亜美フィギュア」などと並び、ガレージキット黎明期の最も●●な「歴史の証人」だと云えるでしょう。
色々な意味でかなりレアです。
■バーニーガールラム完成品画像のように組むには、下記作業等が必要です(プレゼントキットにも入っていない部品が色々あります)
1 マジックハットの丸い「つば」は最初から入っていないのでプラ板で自作
2 右手の「つえ」、「OPEN」等の飾りもプラ棒やプラ板で自作
3 前髪等若干形状が異なる(バージョンアップのため?)部品あり
----------------------------------------------------------
このキットは「未使用・未組み立てキット」です。
40年近く経過しているかなり古いキットです。
★外箱・パッケージ紙にスレ、シワ、小傷、経年変色、シミ等あり
★確認・撮影のため部品袋は開封しています
★ラム用部品(もみあげ・マジックハット部品等)付属
★説明書付き
以上ご了解頂いたうえでご入札ください。
ノークレーム・ノーリターンにて。
※落札24時間以上経過しても御連絡が無い場合は落札者を繰り上げます(悪評価が自動で付きます)。
※ヤフーのシステム上、ご入金手続きがないと発送ができません。
※悪質なイタズラ入札者・IDは厳重に対処致します。