
ミクニTM24フラットキャブレター用にオリジナルで設計製作した「アウターケーブル調整式トップキャップASSY」です。
TM24キャブレターの純正トップキャップはアウターケーブルのストッパー位置が固定式で微調整ができません。
私は以前からVM20キャブレターのようにトップキャップのこの部分で微調整できれば楽なのにと思っていました。
そこで完全オリジナルでこのトップキャップアッセンブリーを製作してみました。
キャップ本体はアルミA6061の削り出しで赤アルマイト仕上げ、ケーブルアジャスターはステンレスSUS303削り出しです。ロックナットはスチール製ニッケルメッキ。
このトップキャップを調整式にしたことで手軽にスロットルバルブの全開/全閉位置をアジャストできます。
とくに閉じる方向には純正キャップより約3mmほど深い位置まで調整範囲を広げていますので、TM24キャブレターにしてインナーケーブルの長さがあと少し足りないという場合には役立つかと思います。
付属品として新品のミクニ(キタコ)純正のガスケットとこれも純正の新品ゴムキャップおつけします。さらにトップキャップを留めるネジ(M4x12のセムスネジ)2本もおつけしますので他に用意するものなくこのキットだけで交換できます。
それともうひとつこのトップキャップには大きなメリットがあります(個人的にはこっちのほうがセッティング時にありがたい機能だと思います)。
それはニードルのクリップ段数を変更したりニードルの交換がとても楽になるということです。
ジェットニードルを分解する際には当然スロットルバルブをスロットルケーブルから外しますが、TM24はスロットルバルブのスプリングが強くて径も小さいため指でスプリングを縮めることがVM20などに比べてとてもやりにくく、
組み込み時もスプリングを指で縮めた状態を維持するのが大変でスプリング受けにある白い樹脂パーツをすっ飛ばしたりしました。
この経験からこのトップキャップASSYを製作したのです。
この調整式トップキャップではアジャスターからトップキャップとロックナットを外す手間はありますが、アジャスターからインナーケーブルが横にスポッと抜ける構造になっていますのでアウターケーブルのストッパー部が解放されてスプリングが完全フリーになります。
このことでスロットルバルブをケーブルから簡単に分離・接続することができるのでニードル段数の調整やニードル交換も楽になります。
この機能を実現するために設計の試行錯誤を何度も何度もおこなっては検討を繰り返しました。完全オリジナルの設計製作なので残念ながら価格はかなり高くなってしまいましたが使い勝手は悪くないと思います。
あとオマケとしてアイドリング調整スクリューの頭部につけるアルミ製ノブをおつけします。
TM24キャブレターのアイドリング調整スクリューは純正のままでも指で回せないこともありませんが、これをつけるとノブ外径が大きくなりさらに指で楽にアイドリング調整ができます。
外径は23mm厚さ(高さ)は10mmで、本体はアルミ製で内側にはゴムのインサートが入っています。
取り付けは簡単でキャブレターのスクリューヘッドに押し込んで2箇所のイモネジを締めるだけです。
ネジがスクリューヘッドの凹みの位置になるようにするといいかと思います。
※振動の大きいエンジンの場合は脱落する可能性も考えられますので、心配な場合は接着剤(合成ゴム系等)を塗ってからノブを純正スクリューの頭に押し込み、ネジを締めるといいと思います。さらにネジにもロックタイト(中強度)等を塗ってから締めるといいでしょう。
内径のゴムのインサートを介して締めますのでイモネジの締めすぎにご注意ください。
レターパックプラス送料込みでお送りします。
※このキットは自分で使う用に作ったため2セットのみの製作で出品用はこの1セットだけになります。今のところ追加製作の予定はありません。