この商品はダウンロード商品です こちらにはクローンの実物や部品などはありません。
ネットより組み立てPDFマニュアルをダウンロードしていただき取引完了となります パーツ購入と組み立てはご自身で行ってください。
受け取り後も取引連絡でのアフターフォローはさせて頂きます。
要望がありましたので「ニーヴくんオリジナル」と「ニーヴくんDI」「ニーヴくん改(ヴィンテージ)」「ニーヴくん改(復刻版)」の作り方やトランス関係資料もマニュアルに追加しました。
ニーヴくんのメリット
高価なアナログ機器でしか得られなかった音質の変化を安価に試すことができる。
デジタル機器にアナログ的な質感を付加することができる。
ニーヴくんのデメリット
通すだけで音量が2倍になってしまうので、それだけで音が良くなったと錯覚してしまう。
ニーヴくんはNEVE 1073インプットマイクトランス部分のコピーなのでライン入力には入力インピーダンスが低すぎ、でもコンデンサーマイクにはファンタムがNGで使えない、何とも中途半端な仕様。
ヴィンテージNEVEの音の秘密はトランスにあると言われています トランスを通ったある意味劣化した音質がとても音楽的であると評価されているのです。オリジナルNEVEに使われていたマリンエアのトランスは現在 OEP/Carnhillとしてオーディオトランスの製造を続けヴィンテージ(Carnhill)の復刻版は60ユーロほどで 現行品(OEP)は5000円ほどで素晴らしいトランスを作っています。(現行品は国内で買えるが復刻版は輸入のみ)現行版と復刻版、運よく手に入ったヴィンテージと3種類を作成して見ましたが、やはりヴィンテージ、復刻版、現行版の順で良かったです。オーディオトランスを通すだけなので音質変化は極々僅かです。エフェクターのように大きく音が変わることはありません。
NEVE 1073のトランスは以下の通り
インプットマイクトランス
入力インピーダンスは1.2kΩ
出力インピーダンスは4.8kΩ
比率は1:2
インプットライントランス
入力インピーダンスは10kΩ
出力インピーダンスは600Ω
比率は4:1
アウトプットトランス
入力インピーダンスは200Ω
出力インピーダンスは600Ω
比率は1:1.7
ニーヴくんオリジナルは
入力インピーダンスは1kΩ
出力インピーダンスは4kΩ
比率は1:2
ニーヴくん改(OEP)
入力インピーダンスは600Ωor2.4kΩ(切り替え)
出力インピーダンスは600Ωor2.4kΩ(切り替え)
比率は1:2 1:1 2:1(切り替え)
ニーヴくん改(ヴィンテージ)
入力インピーダンスは10kΩor2.4kΩ(切り替え)
出力インピーダンスは600Ωor2.4kΩ(切り替え)
比率は4:1 2:1 1:1 2:1 4:1(切り替え)
入出力のインピーダンスを切り替えることで安定してつなげる機器を増やしてやろうと「ニーヴくん改」は生まれました ニーヴくんの本来の目的は音量アップではなくトランス通過による音質の変化なのです。
比率の説明 1:1で音量変化なし 1:2で音量2倍+6dB 2:1で音量半分-6dB
音響機器のインピーダンスは以下の通り
出力インピーダンス
エレキギター=250kΩ~500kΩ
コンパクトエフェクター=1kΩ(バッファー内蔵タイプ)
プロ用音響機器=600Ω
シンセサイザー=600Ω
ダイレクトボックス=200Ω
コンデンサーマイク=200Ω
オーディオインターフェイス=100Ω~500Ω
ダイナミックマイク=150Ω
入力インピーダンス
ダイレクトボックス=4MΩ
コンパクトエフェクター=1MΩ
ギターアンプ=500kΩ~1MΩ
Hi-Z入力=1MΩ
オーディオインターフェイス=2kΩ~10kΩ
プロ用音響機器=600Ω
半田と穴あけさえできればステレオ1台(OEP版)10000円ほどで作成可能なので大変お得です。実体配線図もあります。機材のインピーダンスマッチングは本当に大切です。一度エレキギターをオーディオインターフェイスに直差しでHi-Zスイッチのオンオフを試してみてくださいインピーダンス不一致の音痩せを体験できます。
復刻版(Carnhill)の輸入方法 DTM DRIVER!様
購入者様の声
先ほどPDFを読ませていただきました。とても詳しく書いてあり、助かります。早速作ってみます。もしわからないことがあれば、お力を貸していただけましたら幸いです。
何度も質問に丁寧にお答え頂き感謝しています。また機会があればよろしくお願いします。ありがとうございました。