直筆サイン入 展示即売会図録本 中島宏展 髙島屋美術部創設80年記念 炎のおりなす青瓷の神秘 作品集 写真集 個展カタログ 弓野窯 陶芸
人間国宝
会期 1987年11月26日~12月1日
会場 東京・日本橋高島屋六階美術画廊
110ページ
約25x24x1.2cm
作品写真図版 フルカラー44点
金箔押し布張り上製本
※見開きに毛筆で直筆サイン入 毛筆署名入り
※絶版
※当出品商品は、「図録本」です。やきもの作品ではありません。
作家の最上級品が販売される展示即売会は、
わずか6日間という短い会期の上、その図録本は一部の上得意顧客・会場限定のみでしか入手できないものです。
大変貴重な、展示即売会の販売図録・個展カタログ写真集・作品集。
重要無形文化財「青磁」保持者(人間国宝)中島宏展公式図録本。
人間国宝に指定される直前期、精力的に制作活動に励んでいた時期の、
中島宏の青瓷・青磁作品、壺、花瓶(花入、花生、花器)茶碗、香炉、鉢など
極上品を厳選、本物真作44点のカラー写真図版収録。
内容は主催者挨拶、作家挨拶、作家近影肖像写真、全作品の寸法掲載、略歴。
図版はフルカラー写真図版44点。
「中島青磁」「中島ブルー」と称される唯一無二の独特の色合いをぜひ実際の図録写真で御覧ください。
中島宏は人間国宝・世界的人気作家であり、その価値の割に作品集などの類書もほとんど出版されておらず、
見ごたえのある写真集として、コレクター、茶道具、陶芸、骨董品、日本の陶磁器愛好家必携の大変貴重な図録本。
【中島宏】人間国宝 重要無形文化財「青磁」保持者 2007年
1941年、佐賀県武雄市の製陶所に生まれ、中学卒業後は生家の製陶所で窯の基礎を学びました。1965年、佐賀県の県展に出品した作品で受賞し、1969年には自身の窯である弓野窯を開き独立。
研究を重ね作り上げた器形と釉調は、その独創的な作風から「中島青磁」と呼ばれ高い評価を受けています。1977年には日本伝統工芸展奨励賞、2005年には日本陶磁協会賞金賞などを受賞し、2007年に人間国宝に認定されました。
また、佐賀県陶芸協会会長、日本工芸会副理事長などを歴任し、後進の育成にも尽力しました。
江戸時代の佐賀の陶器「古武雄」の収集にも取り組み、各地で自身のコレクションを展示公開し、その評価向上にも貢献。
【主催者 あいさつ】
この度、日本橋高島屋では青磁作家として独自の陶芸世界を確立されている、陶芸界の気鋭、中島宏先生の作陶展を、高島屋美術部創設80年記念展として開催いたすこととなりました。
中島先生は、中国・朝鮮の古陶磁を研究され、造形に釉調に古陶の世界を彷彿とさせる、格調高い作品を発表されておられましたが、今回はオブジェや彫文・釉彩文など、新しい造形にとりくまれた新境地の発表でございます。
ぜひ、この機会にご高覧くださいますよう、ご案内申し上げます。
【作家 あいさつ】
この度、美術部創設八十年と云う記念すべき企画展の中に、私ごときものまで加えていただき、また、これまでになく広い会場を与えられ感謝のほかありません。
私にとりましても最も大きな個展の開催であり、作陶生活三十年と云う節目ともなりました、したがって明日への第一歩と云う覚悟で制作に取り組んでまいりました。図録には間に合わないものもありましたが、オブジェや彫文・釉彩文など未知の造形にも挑戦してみました、その中から百点選んだものを並べてみたいと思います。まだまだ未熟者ですが、ご自由にご批判承れば幸甚に存じます。
【掲載作品】一部紹介 寸法掲載
青瓷オブジェ 天空へ
天藍瓷波文花器
天青瓷方型花器
黄青瓷波文花器
辰砂流線文花器
辰砂放射文壺
萌黄磁釉彩文花器
萌黄磁釉彩線彫文花器
萌黄磁彩文花器
萌黄彩文大鉢
青黄磁線彫文筒壺
青磁線彫文彩筒壺
青磁線彫文釉彩筒壺
翡青磁円壺
天青線彫文壺
淡青円壺
天青瓷線彫文壺
天青瓷線彫文壺
天青瓷線彫文壺
天青瓷線彫文壺
天青瓷線彫文壺
天青瓷線彫文壺
淡青瓷掻落文壺
牙白瓷壺
淡青瓷線彫文壺
卵白瓷壺
卵白瓷壺
牙白瓷壺
卵白磁壺
灰青瓷波文壺
卵白瓷線彫文壺
卵白瓷線彫文壺
卵白瓷線彫文壺
淡青瓷籠目線彫文壺
淡青磁市松文壺
卵白磁線彫文壺
淡青磁線彫文壺
米色瓷壺
薄米色瓷瓶
米色瓷茶碗
翡青瓷蕪茶碗
翡青瓷茶碗
天青瓷茶碗
青磁彩文中皿