御存知!Billy Joel 全盛期直前の貴重なライヴ音源「The Entertainer in Long Island」 二枚組プライヴェート盤 輸入盤中古でございます。盤共に非常に状態の良い中古でございますが、業務用CD-Rの模様でございます。
内容は言わずもがな。
ラインナップは全盛期直前の貴重な編成、Billy Joel(Vo、P、Key)、Liberty Devito(Ds)、Doug Stegmeyer(B)、Richie Cannata(Sax、Flute、Org、B-vo)、Howie Emerson(G、B-vo)となります。
1977年5月6日アメリカ・ニューヨーク ブルックリン”ロングアイランド大学”での実況録音となります。
サウンドボード録音でございますが、ラジオ放送エアチェック録音音源を基にしている模様。チューニングのバランス、テープ交換のタイムラグ等の問題がございますが、この時代の音源としては非常に良い音質の感がございます。
かの大傑作で大出世作”The Stranger”制作約三ヶ月前のライヴでございます。
”Miami 2017”がオープニング曲となりますが、後に名プロデューサーPhil Ramoneを迎え制作行う大傑作”The Stranger”からの楽曲が二曲含まれている事ががミソ。
ただ、アレンジが部分的に異なる個所があり、聴衆の反応を見ながら修正を加え新作制作に備える感がございます。
前作”Turnstiles”は非常に評価が高く、Billy Joel 唯一のプロデュース作という事もあり現在でも初期の傑作・代表作の一つとの呼び声が高い作品ではございますが、当時はチャートアクションもセールスも非常に不振。
既に当時は単独で客が呼べるミュージシャンに成長していたものの通受けミュージシャンの域との評価ではございましたが、そんな事は御構い無くという感のBilly Joel でございます。
リズムに非常に強いRussell Javorsがバンドを離れており(前作のセールスがかなり不振の為、ツアー予算の関係上でしょうか?)、リードギタリストHowie Emerson(”The Stranger”制作前に離脱)のみとなります。
但し、Devito/Stegmeyerという全盛期リズム隊。正確さとは趣を異とする個性的で有機的なスタイルでございますが、ロック界屈指の変幻自在のリズム隊でございます。
また”The Stranger”リリース前という事もありセットが前作ツアーとほぼ同じものでございますが、演奏・アンサンブルは全盛期ラインナップに近くなってきている事もあり見事な纏まりを見せております。
全盛期直前とは言え、セットリストの楽曲はまだまだ初期を引き摺ったもの。そしてエンディング曲”Souvenir”収録という当時のセットリストを網羅した音源。
新作”The Stranger”登場以後にセットリストから姿を消す過去楽曲や新曲とは言えど仮完成ヴァージョン。新作で部分アレンジが変わる個所があり、非常に興味深いものとなっております.................................
この機会に是非。
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