パウル・バドゥラ=スコダ/
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
★オリジナル・アナログマスターからの24bit/192kHzリマスター。
★初出時のLPジャケット・デザインによる紙ジャケット
★CDレーベルも当時のLPレーベル・デザインを採用
シューベルト:
● ピアノ・ソナタ第6番ホ短調 D.566(録音:1968年、ウィーン、Studio Grayson )
● ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調 D.568(録音:1968年、ウィーン、Studio Grayson )
パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
ウィーン生まれの巨匠ピアニスト、パウル・バドゥラ=スコダによる、シューベルトのピアノ・ソナタ全集から。
1967年5月から1971年5月にかけてウィーンとローマで録音されたこのシューベルト全集は、ウィーン生まれで当時RCA の副社長・統轄企画部長だったリチャード・ジョージ・マレク[1902-1987]の肝いりで実現したもの。未完のソナタについてはバドゥラ=スコダ自身による補筆完成が行なわれるというこだわりよう。
1971年暮れにこの全集がLP13枚組でRCAから発売された時、英グラモフォン誌は「シューベルトと同郷のバドゥラ=スコダには、ウィーン音楽の様式が血脈となって流れている。感情もドラマも決して過剰にならずにコントロールされ、シューベルトがベートーヴェンとは異なる個性の持ち主であることを示している。バドゥラ=スコダの解釈の基調となるのはくつろいだ抒情と素朴さであり、厳格なソナタ形式ではなく、ロマンティシズム溢れる夢想を追求するシューベルトの本質をこれ以上ないほどに的確に表現している」と絶賛しており、日本での1970年~71年にかけて単売で発売され、高い評価を得ていました。
バドゥラ=スコダはこのRCA全集以外にもウェストミンスターやハーモニック・レコーズなどに複数のシューベルトのソナタを録音しており、さらに独ゲヌイン・レーベルからは近年の再録音のリリースが続いています。またアルカナ・レーベルで1992~96年には自身が所有するフォルテピアノでの全集を完成させるなど、シューベルト作品への深い愛着を持つバドゥラ=スコダ。2012年、ライプツィヒ『大衆新聞』は、バドゥラ=スコダについて、「音符を鍵盤で完全に引き立たせ、愛と知的な敬意をもって演奏する、20世紀の最も優れたシューベルト・ピアニスト」と絶賛しているほどです。そうしたバドゥラ=スコダの全盛期に、RCAならではの優秀なステレオ録音で収録された全集の復活は、ピアノ愛好家、シューベルト愛好家にとって待ちに待った再発売と言えるでしょう。