内容紹介
悩み多き10代の心に元気と勇気をくれる本
『バッテリー』シリーズで幅広い年齢層の心をつかんだ著者が、様々な背景をもつ中学生と出会い、語り合った。
往復書簡、対談、座談会、書き下ろしのエッセーで構成する、悩み多き10代の心に勇気をくれる一冊。
出版社からのコメント
『バッテリー』シリーズで幅広い読者の支持を得ているあさのあつこ氏が、様々な背景をもつ中学生たちと語り合い、手紙を交換し、中学生の心に寄り添うエッセーを綴りました。
新潟県中越地震で被災した山古志の中学生との往復書簡、俳優・神木隆之介君との対談、男女6人の中3生との座談会、中学生の質問に答えるQ&Aという四部構成の本書には、十代の心を追い続け、狭い人間関係の中で悩む彼らを思いやる著者の熱い思いが凝縮されています。
また、著者はエッセーのなかで、本書で出会った中学生たちに大いに刺激を受けたと綴り、Q&Aでは、自らの中学時代を振り返りながら、作家になったきっかけや執筆活動に込める思いを語ります。
石田衣良さんから「忘れていた大切な気もちが、さらさらとよみがえる」との推薦の言葉をいただきました。悩み多き中学生に勇気と元気をくれる本書を、十代の皆さんだけでなく、かつて中学生だったすべての方にも読んでいただければと思います。
巻末特別付録として、著者が高校2年のとき初めて書いた短編作品を収録しました。
内容(「BOOK」データベースより)
本書では、あさのあつこさんと中学生が出会い、語り合い、手紙を交換し、そして、あさのさんは、自分の中学時代を振り返りました。大人になってもチュウガクセイのキモチを忘れたくない。そんなメッセージに満ちた一冊。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
あさの/あつこ
1954年、岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業後、結婚、二男一女の出産を経て、1991年に『ほたる館物語』でデビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリーII』で日本児童文学者協会賞、『バッテリー』I~VIのシリーズで小学館児童出版文化賞の各賞を受賞。同書は文庫化・映画化され、世代を超えて広く読まれている。少年少女の群像をみずみずしく描き出すばかりでなく、近年は一般文芸や時代小説にも幅を広げて活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 単行本: 160ページ
- 出版社: 小学館 (2008/1/24)
- ISBN-10: 4093877556
- ISBN-13: 978-4093877558
- 発売日: 2008/1/24
- 商品パッケージの寸法: 19.2 x 13.6 x 2 cm
目次
1 山古志の中学生・青木龍哉くんVS.あさのあつこ―往復書簡(山古志の青木龍哉くんからの手紙
あさのあつこから青木くんへの返信)
2 俳優・神木隆之介くんVS.あさのあつこ―対談
3 中学三年生・六人VS.あさのあつこ―座談会
4 あさのあつこのQ&Aノート(中学生の質問に答えて
ラブレターを書こう)