【 世界の在庫皆無の超貴重ヴィンテージ 】
今回出品の「ヴァルフィエリ」
こちらの1962年物は、
まず日本で現存するモノを探せないであろう
極めて貴重な1本となります。
「ヴァルフィエリ」は、ピエモンテ州のバローロ地区に位置し
バローロの歴史と発展に多大な貢献をしてきた生産者。
ですが、
今やそのバローロは皆無と言える程に流通しません。
ワインのスタイルは、大樽のスロヴェニアンオーク樽による熟成や長期間のマセラシオンにこだわる「伝統派」。
タンニンが強く堅固な「長期熟成」が前提のクラシカルなバローロです。
ゆっくりと時間をかけて熟成し、数十年かけて最良のポテンシャルを発揮していきます。
素晴らしいコクとアルコールの凝縮感、バローロに欠くことのできないタンニンといった全ての特徴を兼ね備えています。
ヴィンテージチャートを探すのが困難な1962年ですが、
実は超が付くほど探すのが困難な、
ピエモンテの貴重ヴィンテージなのです。
熟成は既に64年。
長期の熟成を経たこのバローロは、葉巻、なめし革、バラのかぐわしい香りを余韻に長く放ちます。
またその味わいには、赤身肉やジビエ、ピエモンテ産ハードチーズ等、イタリアの山岳地帯の料理と抜群の相性を奏でます。
イタリア最北部の山岳地帯に位置するピエモンテ州。
「山の麓」を意味する同州は、北はスイスに西はフランスに国境を接して、
その険しい山々の麓からワインや乳製品、ジビエそして白トリュフが採れる
「食材の宝庫」。
人口が少ない州にも関わらず、星付レストランが多い
「美食の郷」
としてもたいへん有名です。
そのピエモンテは、トスカーナ同様にイタリア高級ワインを生み出す銘醸地。
バローロ以外にも、バルベラ、ドルチェット等、単一品種を使用したワインが数多く、
ブルゴーニュに近いワイン文化を持ちます。
その中にあって「バローロ」は、フランスにおけるボルドー格付け第一級やブルゴーニュ・グラン・クリュ同様に、
イタリア最高級赤ワインの象徴的存在。
長期熟成に耐え得る重厚かつ深遠なその味わいのワインを人は、
「王のワイン」
「ワインの王」と称します。
世界中の誰もがその偉大さを認め、また憧れる最上級イタリアワイン、
それこそがバローロなのです。
使用品種は、イタリアでもっとも高貴な黒ブドウ「ネッビオーロ」100%
色は淡くタンニンと酸が豊かな特徴を持ちます。
今回出品の「リゼルヴァ」は、通常よりも長めの熟成を経てから初めて世に出される
上級バローロ。
通常のバローロの規定では、ネッビオーロを最低38ヶ月熟成させることが法律で定められていますが、
対するリゼルヴァは、
最低でも62ヶ月の長期熟成が必要になります。こうすることで、
ネッビオーロの持つ力強さ、厳格さ、深遠さが見事に表現されたバローロ・リゼルヴァが産まれるのです。
近年では、ブルゴーニュに習い単一畑のブドウのみを用い、畑ごとの個性を表現する
「クリュ・バローロ」というスタイルも確立されるなど、より地理的要因に注目が集まるようになってきています。
そして、ヴァルフィエリのバローロ・リゼルヴァの後ろにヴァルフィエリの表記があるのは、なぜなのか?
考えられる可能性は主に2つ、
1.生産者名がそのまま後ろに来ている。
イタリアでは古いボトルに多いパターンで、「ワイン名」+「生産者名」の順で書かれることがある。
この場合は単に、 “ヴァルフィエリが造ったバローロ・リゼルヴァ”という意。
昔のイタリアワインは、まず格付けを大きく書き、生産者名は控えめに後ろというラベル文化があった。
現代のように「生産者ブランド重視」ではなかった時代背景もあります。
2.畑名またはキュヴェ名。
但し、1960年代のバローロは、現代のようなクリュ細分化表記は少ないので、1の可能性が高いが、
「Valfieri」という名前が、畑名・特別キュヴェ名である可能性は全くないわけではありません。
その辺りを推測しながら飲む楽しさがあるバローロ・リゼルヴァです。
フランスワインが、近年軒並み価格高騰する中でも、
バローロはそのクオリティに反してまだまだ価格は安定しています。
還暦を過ぎた王のワインです。
「Vinum Vita Est (ワインそれこそが人生)」。
ひたすらに真摯なワイン造りを守り続けているバローロ生産者の努力の結晶をぜひ味わってください。