【品名】：ビイル（ビール、ビル）
【容量】：1000ml
【度数】：17%
【製造】：ヴィオレ・フレール
【生産国】：フランス
【流通年代】：推定1960年代～1970年代流通
【商品説明】：フランスのルシヨン地方でで生まれた歴史あるアペリティフ・リキュールです。BYRRHは日本語だとビイルやビール、またはビルとも聞こえますが、一応ここではビイルとしておきます。1866年にフランス南部のティエで布地商を営んでいたヴィオレ兄弟によって開発されました。諸説ありますが、当時マラリアの治療薬としてヨーロッパではキニーネが配合されたお酒が流行しており、これを基にフランスでは、ちょうどフィロキセラによる歴史的なダメージをうけた地産のワインをブレンドしたのが始まりともいわれています。このビイルに関しては現行品も海外に流通しておりますが、ほとんどのキンキナワイン（トニックワイン）は淘汰されて現在も製造しているメーカーは多くありません。（デュボネなんかは国内で入手できる代表的なものです）ベースのワイン由来の奥深い果実味や、副材料として用いられたスパイス、優しい苦味が特徴的で、よくあるイタリアのキナ・リキュールとはしっかりと差別化されています。おそらく昔から現在まで変わらないであろうレシピは、キニーネ、オレンジ果皮、カカオもしくはコーヒー豆、その他スパイスといったところでしょうか。ビイルは未試飲なのですが、過去に1930年代のセント・ラファエルのキンキナワインを試飲したことがあり、飲めるコンディションだったのは3本開けたうちの1本のみ。なかなかのリスクでしたが、なるほどこれはと思わせる秀逸な出来に感動した記憶があります。経年による変化で材料個々の特徴を拾うのは難しかったのですが、キナのフレーバーは想像以上であり（アルコール度数の低さから、どちらかといえばもっとハーブハーブしてるものだと思い込んでいた）、果実味もフレッシュというよりかは枯れて凝縮したレーズン、時間経過でキウイのような香りが拾えたのも印象的でした。ハーブは後半にぐっと上がってくる感じで、後味の苦味も心地よかったです。各メーカーでレシピは異なると思うので、現行品も含めて今回のビイルがどのようなものかは何となくしか想像できないのですが、フランスの古いキナというだけでもその希少性は高いと思います。ただ、やはり前に書いたように飲用にはリスクが伴うのは間違いないので、そこの判断は慎重にならなければいけないです。棚にあるだけでも存在感が半端ないボトルなので、あくまでそっち方面での需要がある方には是非お勧めしたいです。ちなみにビイルはこの現品のみとなります。下記の注意事項にも記してありますが、古いお酒は種類やアルコール度数に関わらず、ボトルの外観・中身共に、経年による様々なリスクがあります。その点を踏まえた上で、あくまでボトルコレクションとしてご理解ご了承いただける方のみ入札をお願いいたします。
★上限として即決価格設定をしている場合がありますが、たとえそれ以下の価格で落札となった場合でもお譲りします。こちら都合での入札の削除や、オークション取り消し等はいたしません。
【以下の注意事項は必ずお読みください】
◆品物は全て未開栓となります。
◆個人使用、個人保管のコレクションからの出品となります。
◆古いボトルですので、ボトルの外観、中身の状態に神経質な方は入札をお控えください。
◆古いボトルは、コルク栓やスクリューキャップ共に、キャップ部分の材質が著しく劣化している可能性があります。
◆古酒の特性により、風味をはじめ、液面の低下、澱などの沈殿物、内容成分の分離等、中身の品質の保証は一切出来かねます。
◆上記の理由により、あくまでボトルコレクションとしてお求めください。
◆液面確認などの要望があった場合、一部分だけ埃掃いをすることがありますが、基本的にボトル掃除、埃掃い等は致しません。
◆ボトルの形状や重量を鑑みて、出来る限り厳重に梱包出来ることを念頭に置きますので、ボックスサイズはこちらで決定させてください。
◆配送中の破損・紛失に関しましては、こちらでは一切責任を負いかねますので御了承ください。
◆悪い評価が多い方、一度も落札履歴が無い方、以前に連絡が著しく遅かった方は、出品者の判断で入札を取り消すことがあります。
◆古いボトルの特性を御理解いただき、ノークレーム・ノーリターンであることを御了承いただいたうえで入札をお願いします。
◆未成年者への酒類の販売は法律で禁止されておりますので、20歳未満の方への酒類の販売はいたしません。
※落札後、ご連絡を頂けなかったり、途中から音信不通になってお手続きをしていただけなかったりということが度々あります。くれぐれもご連絡・お手続き等、出来る限り迅速なお取引に御協力くださいますようお願い致します。
※商品到着後は「受け取り連絡」を必ずしていただきますようお願い致します。受け取り連絡をしていただけないと、出品者への入金が大幅に遅くなりますので御協力ください。
※評価に関しては必要のない方もいらっしゃるので、こちらから評価を付けることはしておりませんが、落札者様に評価をいただいたときは、こちらもお返しいたします。
★領収証について★
領収証については以下の方法で税務署に経費として認められていますので、ご参考になればと思います。
『インターネットバンキング・ネットバンク』
・振込み後のページをプリントアウトして領収書としてご利用頂けます。
『銀行振込み・郵便振替』
・各銀行や郵便局からお受け取りのお振込み控え（振込み証明書）が領収書としてお使い頂けます。
『ヤフーかんたん決済』
・！かんたん決済等の電子決済の場合は、落札者様のお支払先はクレジット各社となるため、クレジットカードの利用明細や手続き完了時の確認画面をプリントアウトして領収書としてご利用頂けます。
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