貴重! 独DGG 最初版モノ盤 LPM18576フリッチャイ/BPO 「英雄」 FLAT ALLE TULIP低弦溢れるHiFiモノ!この2楽章はステレオ盤を超える 超美品
独DGG LPM-18576 03/60 mono 1LP。
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
フェレンツ・フリッチャイ指揮ベルリン・フィル。
(録音:1958年10月、ベルリン、イエス・キリスト教会)
フリッチャイの代表作の一つと言える超人気盤、BPOによるベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」です。
フリッチャイがBPOを指揮したステレオのベートーヴェン・シリーズが3,5,7,9番の4曲の録音だけで終わってしまったのは、フリッチャイの早逝によって全曲録音に至らなかったのだろうということは間違いないと思いますが、なんとも悔やまれる結果です。
そしてさらにすばらしいのがその録音です。
この新録音ではオケにBPOという完璧な条件で1959年10月にベルリン、イエス・キリスト教会で録音されました。
DGGが誇るカラヤン御用達の巨匠エンジニア、ギュンター・ヘルマンスがフェーダーを握っており、最高のドイツグラモフォン・サウンドで捉えています。
1950年代松にステレオによるLPレコードが発表され、市場には順次ステレオのレコードが出てゆきましたが、1960年代中頃まではステレオ収録された新録音はステレオとモノの2種類のLPが並行して販売されていました。
これにはいろいろな理由がありましたが、新しいステレオピックアップでは従来のモノLPを再生することができた一方で、自宅にある従来のモノ装置のピックアップでステレオLPを再生すると横振動しかトラッキングしないモノ・ピックアップはステレオLPに刻まれた縦方向の振動が再生できないため正しい音が再生できないだけではなく、そのLPの音溝を痛めてしまうというような不都合などがあったためです。
このため従来のレコード再生装置を使用しているユーザー(最初は皆がそうでした)はモノLPを購入して楽しむというのが正しい方法でした。
ところで、モノレコードは単にステレオ・ソースの右チャンネルと左チャンネルを足し合わせるだけでできていたのでしょうか。厳密にはそれは正しくありません。単純に右チャンネルと左チャンネルを足し合わせただけでは元音のバランスが正しく再生されないことなどがあり、このため、プロはステレオ・ソースからモノ音源を作る時には音の調整をして正しいモノ音源を作ります。ステレオが出だした時、レコード・スタジオではモノLPをカッティングするのにステレオテープを再生して単純に左右チャンネルを足し合わせてカッティングしていたのではなく、何十年とモノ音源に慣れ親しんだベテランエンジニアが事前にステレオテープの音を再調整してモノLP用のカッティング・マスタテープを作ってそれからモノLPをカッティングするのが正しいやり方でした。
このため、ステレオ初期のレコードでは音源が同じでも、ステレオ製品レコードとモノ製品レコードではそれぞれが最適化された音で作られていたのです。
ここに出品するのはステレオ初期に録音された名盤であるフリッチャイの「英雄」のモノ盤あるLPM-18576です。当然ながらこれはステレオ盤と共に同時発売されたオリジナル最初版のモノ盤で、チューリップ、ALLE HERSTELLER、フラット盤(フラットからGG盤への移行期の最初期に製造された品で、97%フラットの形状)という品です。
このためジャケットは最初版品にしかなかった緑の葉っぱの中にベートーヴェンのマスクが埋まった写真のもので、このデザインはフリチャイのベートーヴェンの中でも最々初版の「英雄」だけにしかないもの(このジャケットのものはごく短い間しか作られず、そのご有名な文字ジャケットに変わりました)で、大変か稀少品です。
本品は65年以上前の太古の品ですが、素晴らしいコンディションの超美品です。
表面がぴかぴかした超美盤のレコードはある程度聴かれていますがよほど良い装置で聴かれていたのでしょう、音溝のコンディションは抜群で、検聴でもノイズ完全皆無という特級コンディションで素晴らしい音が溢れ出てきました。盤のSNも優秀で、モノを知り尽くしたベテレン・エンジニアによってカッティングされたオリジナルモノ盤から出てくるのは押しの強い音でストレートに出てくるモノならではの音です。
それは非常に分厚い低弦群が築く揺るぎもしない土台の上に構築されたソリッドなオケ音で、これはまさにHiFiモノというべき音です。そしてその分厚い音で奏される第2楽章の「葬送行進曲」は、これまでステレオ盤で何度聴いたかわからい演奏であるにもかかわらず、圧倒的な力強さをもった怒涛の演奏で感激しました。これは絶対にステレオ盤を超えています。
65年以上前の古い製品であるこのLPM-18576という製品は、中古品などではどれも頻繁に聴かれたものが多いのでしょうか、そのジャケットはヌケ、傷み、汚れなどでかなり疲れた状態のものが多いのですが、本品は傷みも汚れもなく、裏面まで真っ白の極美品です。しかもそのジャケットは上記のようなウルトラ稀少なレア・バージョンの品ですのでその価値は非常に高いです。
DGGによるステレオ最初期の優秀録音で作られたオリジナル初版のモノLPです。モノ派のリスナー、モノ盤独特の押しの強い音をお好みの方におすすめの品です。モノならではの分厚い音で感動の第2楽章をご体験ください。この「英雄」の最々初版のモノ盤は極めて入手が難しいか品です。この機会にどうぞ。
重量:277g (これに梱包材重量を足した総重量が送料の対象となります。)
安心してお求めいただける良質の品物の提供を第一に考えて出品しております。
音楽鑑賞に差し支えるような瑕疵のあるレコードは最初から出品しないようにしておりますが、レア盤などで瑕疵の存在にもかかわらず出品意義があるような場合には、その状態を明記して出品しています。
当方で出品するレコードはほとんどすべてが空気の乾燥したドイツで使用、保存されてきた品ですので、特別な表記がない限りジャケットにありがちなカビ、シミ、カビ臭などは一切ありません。
盤(外見を含む)の状態に関しては、検聴を行った盤に関して気が付いた点だけを書くようにしていますが、ノイズの出方や再生状態などは再生装置によって違い、その感じ方はきわめて主観的なものですので聴き手によって違います。またすべてのノイズを聴き取ることも書くこともできず、聴き逃しや見逃しもあるかもしれません。コンディションの説明はあくまで「大体の目安」とお考えください。(レコード特有の散発ノイズや盤質雑音などに関しては特に書きません。)
いかにきれいな品であっても中古LPは中古LPで、50-70年前の古い品も多くあります。
レコードにはノイズがあるのは普通とお考えいただき、ノークレーム、返品なしという前提をご了承いただいた上での入札をお願いいたします。
なお、古いレコードはたとえ新品でも長い年月の間に材料内成分の析出などにより小さなピチプチ雑音が出ることがあります。レイカの「バランス・ウォッシャー」やディスク・ユニオンの「レコクリン」などでクリーニングすればこれらが取り除かれてより美しい音を楽しむことが出来ますのでお聴きになる前のクリーニングをおすすめします。また、当方ではモノ・レコードはモノ専用カートリッジで聴いております。モノLPをステレオ・カートリッジで聴きますとモノ信号の再生に必要な水平方向の動き以外に垂直方向の動きも拾ってしまいますのでモノ・レコード本来の音が再生できないだけでなく、不要なノイズや雑音を拾うことにもなりますので、モノ・レコードはモノ専用カートリッジで再生されますことをお勧めします。
未開封新品においては中身のチェックができない未開封品であるがゆえのリスク(製造上の瑕疵、ソリ、カビ、ボックスセット内のクッション用スポンジの経年分解による粉汚れなど)もあり得ることをご承知おきください。(交換や返品はできません。)
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発送は「ゆうパックおてがる版」となります。
LPの場合、ほとんどが80サイズでの発送となりますが、複数枚の品物をご落札頂いた場合でもある程度の厚さまで同一料金で送れます。(それ以上になりますとその厚さによってサイズが変わり、料金が上がってゆきます。)複数落札の場合は必ずオークション終了後すべてのアイテムを「まとめて取引」にして取引を始めてください。そうでないとのシステム上各商品に別々に送料がかかってしまいます。なお、後からの落札品で「まとめて取引」にできなかったアイテムを後から同梱にすることはシステム上できなくなりましたので、その場合は各取引ごとに送料をお支払いください。