日本評論社刊 狭山事件虚偽自白 浜田寿美男著を出品させて頂きます。
本書は、狭山事件第2次再審請求において東京高裁に提出した意見書、「自白供述の心理学的分析―とりわけその供述変遷に着目して―」を大幅に書きかえ、書き加えて、再構成したものである。
ここで私が扱ったのは、石川さんが逮捕されてから起訴されるまでに行なった全供述、とくにそのなかの自白供述である。
目次
プロローグ 虚偽の証明のために
1 善枝さん事件と狭山事件
2 自白の魔力
3 虚偽の証明
第1部 証拠と供述―分析のための素材
第1章 証拠収集の流れ―事件から起訴まで
1 善枝さん事件の証拠
2 石川さんの容疑が絞られていく経緯
3 逮捕後に見出された証拠・情報
4 自白によって見出されたとされる証拠
第2章 供述変遷の流れ―否認から自白まで
1 否認期(Ⅰ)―五月二十三日~六月二十日
2 三人犯行自白期(Ⅱ)―六月二十日~二十二日
3 単独犯自白期(Ⅲ)―六月二十三日~七月八日
第2部 供述分析その一[大変遷分析]―真実の暴露か、虚偽への転落か
第1章 供述変遷分析の方法
1 あらたな供述分析法を求めて
2 の理論―変遷分析の前提として
3 供述における嘘の分析―嘘の指標を求めて
第2章 虚偽への転落の痕
1 否認期の供述分析
2 三人犯行自白期の供述分析
3 単独犯行自白期の供述分析
4 無実を証明する供述変遷過程
第3部 供述分析その二[小変遷分析]
第1章 逆行的構成の検出
1 体験の記憶と論理的構成
2 甲山事件の一例から
第2章 五つの場面にみる構成の痕
分析その1 脅迫状の作成とその動機
1 脅迫状作成
2 脅迫状作成の動機
分析その2 見知らぬ女子高生の誘拐
1 幾重もの賭
2 被害者から家の所在、親の名前を聞いたこと
3 中田家の所在を近所で聞いたこと
分析その3 強姦と死体―手拭、タオル、ズロース
1 手拭で両手を後ろ手に縛ったこと
2 強姦の仕方―タオルの使い方とズロースの下ろし方
3 供述が客観的状況と一致するわけ
分析その4 死体の逆さ吊り―芋穴とビニール風呂敷
1 ビニール風呂敷
2 死体の逆さ吊り
分析その5 鞄の処分―鞄、教科書、ゴム紐
1 鞄の捨て場所の供述は「秘密の暴露」でありえたか
2 徐々に客観的証拠に近づいていく供述
エピローグ 裁く者と裁かれる者
1 寺尾判決の論理
2 両刃の人間性同一論
3 裁く者と裁かれる者
ぜひとも1冊いかがでしょうか!早い者勝ち!
主観ですが、良品です。
落書き・落丁はございません。
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