【 ブランド 】
「KIRED(キーレッド)」
クラシコイタリアの重鎮、KITONグループ傘下のアウター専門ブランド「KIRED(キーレッド)」。
世界で最も美しい服を掲げるKITON(キトン)は、最上級の生地と優れた職人技を礎にモダンクラシックの世界を表現し続けている
クラシコイタリアの最高峰ブランドです。そんなキートンがトータルコレクションを展開する際にアウター工場として傘下に収めたのが、
1986年にパルマで創業したワンダーランド社です。もともと高品質なアウター製造で知られた同社ですが、キトン傘下になって以降、
品質が飛躍的に向上。スポーティーな中にキートンの哲学が反映された素晴らしいアウターウェアを世に送り出しています。
【 特徴 】
すべての工程を自社工場で行うことで実現した圧倒的なクオリティー。
キトングループ傘下のキーレッドでは、100%メイド・イン・イタリーにこだわり、より良い商品をつくるための
惜しみない研究が行われています。レーザーカットなどの最先端の手法を取り入れる一方、手仕事によってベストを
追い求める文化が根付いており、生地の裁断はもちろんメタルボタンやファスナー引手などの副資材の製造に至るまで、
すべての工程をパルマの自社工場で行っています。生地においては、羅紗の宝石と呼ばれ、世界中の服好きを虜にする
カルロバルベラを傘下に収め、ロロピアーナとも親密な関係にあるキートンを背景に、最高級の生地を惜しみなく使用しています。
キトンのアーカイブの型紙を使用することで、羽織るという表現がふさわしい軽い着心地を実現している点も見逃せません。
生地、縫製、型紙、副資材、すべてにキトンのDNAが受け継がれたキーレッドのアウターは、
モダンな素材使いや機能性を備えながら、ある時はスポーティーに、ある時はエレガントに、
自在に着回すことのできる「次世代のラグジュアリードレスギア(道具としての服)」です。
【 アイテム 】
オンオフをシックに軽やかな知性を与えてくれるステンカラーコート
ステンカラーコートは和製英語で、英語名は、バル・カラー。
その名の由来は、第一ボタンを留めてもはずしても着られる 衿の形という説と、
16世紀前後のフランス語という説もあります。 着やすさとタウンコートとしての人気はNO1です。
パーツとしては、ジャケットに匹敵するほどの多さで、機能性とファッション性で、お洒落の幅も広がります。
ステンカラーコートはカジュアルスタイル、スーツスタイル、フォーマルスタイル、
どの場面でも活躍できる万能性を持っております。そしてフォーマル度はトレンチ・コートより上位ですから、
ビジネスコートには最適。もちろん綺麗め印象のカジュアルスタイルまで幅広く着回すことが可能。
しかも、ステンカラーコートは活用できる期間が結構長いです!
今の季節はもちろん、春のスプリングコートとしても使用できるので、10月,11月,12月,1月,2月,3月,4月1年の半分以上は
使えるスグレモノ。スタイリングにおいても、オンスタイルのコートとしてはもちろん、少し寒さが和らいだら
カーディガンの上にジャケット代わりに、とか。気温が高い日ならカットソーやシャツの上にサラッと羽織ってブルゾンのように、とか。
ミニマムなルックスゆえ、どんなスーツとも好相性なだけでなく、幅広い着回しが可能なのも◎。
【 コメント 】
KIRED(キーレッド)からご紹介する『リバーシブル カシミアコート』。
生地、縫製、型紙、副資材、すべてにキートンのDNAが受け継がれたキーレッドのアウターは、
モダンな素材使いや機能性を備えながら、ある時はスポーティーに、ある時はエレガントに、自在に着回すことの出来るデザインが魅力。
当然、縫製もイタリアらしさにこだわり、1986年から続くパルマのファクトリーで熟練の職人たちが一着ずつ丁寧に仕上げられています。
そのあり方は、さしずめ「ハイテクサルトリア」とでもいえる新しいもの。品も軽やかさも欲しいし、差別化もしたい!
とういう欲張りな方に嬉しい逸品揃い。もちろん、イタオヤ仕込みのエレガンスが手に入るのは保証済み!!
毎シーズンコレクションされる、ステンカラーコートの定番モデル¨PEAK¨。
変わらない、ではなく、変わる必要がない=手を加えようがないほど完成された一着。
バルカラーコートの王道を行く、流行に左右されない英国然とした紳士な佇まいです。キートンでも展開されている
はっきり言って¨ド定番¨なのですが、大人っぽくて高級感のあるテキスタイルと高機能によって
従来のそれにはない魅力があります。スタイルが確立されているステンカラーコートは、この手の定番を選んで間違いないと思います。
飽きることなく永く着続けられますからね!
本作、素材選びに類い稀なるこだわりを見せるキートンだからこそのマッチングとも言える、
最上級の¨カシミアビーバー¨と¨高密度ナイロン¨による3シーズン着用できるリバーシブル仕立ての軽やかコート。
従来のステンカラーコートのような軽やかさはそのままに、素材をアップグレードさせることで、
秋/冬/春と長いシーズンの着用を可能とし、見た目にも言わずもがな上品な顔立ち。
スーツの上からキッチリと着こなす、ウールパンツでモードな着こなし、デニムに合わせたカジュアルな着こなし、
どんな場面でも容易にコーディネートを想起できるこのアイテムはワードローブに加えて備えておきたい逸品です。
上質な天然素材と、スポーティなナイロン素材。一見ミスマッチとも思えるこの素材の違いが、いい意味での違和感につながり、
¨素材のコントラストを思い切り楽しんでいる¨というセンスがいい人に見えるわけですから。あえて計算していないように見せる
計算尽くのアイテム。これこそが、「カシミアxナイロン」のハイブリット(コンビ素材)のありがたさ。
本作は、ナイロン面がビビットなブルーカラーなので、なかなか手ごわいですが、
羽織った際には抜群の差し色効果を発揮してくれます。
突然の雨や雪の際にはナイロン側を表に持ってくることができるという実用的な一面も◎。
いつの時代も輝きを失わない傑作¨ステンカラーコート¨
すっきりした印象で、誰にでも合い、スーツスタイルを引き立てる王道デザイン。
ほどよくゆとりを持ったAラインのシルエット大変男らしく、今の気分に合致。
ややコンパクトに設計された襟は、立ち襟のルックスもサマになり自然な襟立てを演出。
作りもキートン同様の¨軽く¨、¨柔らかく¨、¨暖かい¨、といった今どきのコート選びの基本を押さえた作り。
2着のアイテムをドッキングし1着とした贅沢仕様。
一般的なリバーシブルデザインは、1枚の生地(もしくは2枚の生地を1枚に張り合わせたもの)の表/裏に
それぞれデザインを施した1着の洋服ですが、
本作は、¨カシミアコート¨と¨ナイロンコート¨をそれぞれ1着ずつ作り、2着を合体させて1着としたデザイン。
両面、細部に至るまで手抜かりなくこだわり、それぞれの生地も単体でも用いられている主役な高級素材。
プロダクツとしての完成度、リッチ且つ、洒脱なムードの薫らせ方は、他のブランドには真似できない境地かと。
持ち前の仕立て力を活かした、丸く、やわらかく、軽く、上品なシルエットが表現されています。
裾を縫い合わせない仕様にすることによって、リバーシブルにありがちなもたつきが一切ありません。
綺麗なドレープ感が出るように、手間の掛かる仕上げをしております。このため、トレンド感のある細身のフィッティングなのに、
窮屈感がまったくありません。
キートンのアウターを手掛けているブランドゆえにまるでテーラードのような丁寧さで縫製。
カジュアルブランドのコートと比べると、確実に仕立てが良くてシルエットがキレイです。
こうしたキートンならではの技術力と今のハイテクな素材が上手く融合したあたりが、
キーレッドの優位性でもあり面白味なのでしょう。
【 ディテール 】
・リバーシブル
・ステンカラーコート
・襟腰付きステンカラー
・身頃:箱ポケット
・後裾:センターベント
・袖:筒袖
【 生地 】
一年間の成熟から目覚めたカルロバルベラの『最上級カシミア100%ビーバー』
生地ネームは付いておりませんが、キートンの傘下にあるカルロバルベラの生地で間違いありません。
わざわざクオリティを落として他社の生地を使う理由はありませんからね。
羅紗の宝石と呼ばれ、世界中の服好きを虜にする「CARLO BARBERA(カルロ・バルベラ)」。
同社では、天然で採取できる一番細くて長い素材だけを使用し、最高級の生地を生産するという理念の元、
最上級の糸を、岩を切り出して作った地下倉庫で一度寝かせます。工場の横を流れるストローナ川の水が引き込まれた地下倉庫は、
一年を通じて気温が18℃、湿度が80%に保たれており、ここで一年間成熟させることで、ただの糸から“バルベラの糸”になります。
織りにも拘っていて、一年間の眠りによって緊張が解れリラックスした糸を、旧織機のようなゆっくりとしたスピードで
じっくり織り上げています。こうして生み出されるバルベラの生地は、空気を多く含んでおり、ふっくらとした風合いで、
細やかさが際立ち、気品の高さを感じることができます。また、イタリア生地でありながら、英国生地のように経緯双糸で
織られているため、耐久性が高く、着れば着るほど身体に馴染んで味わいが増してきます。まさに最高級のリアルクローズです。
そんな拘りを持つカルロバルベラのコレクションの中でも最高ランクに位置付けられているのが、
このジャケットに使用されている「カシミアビーバー」です。手作業で入念に選り分け櫛(くし)で梳かれた
¨内モンゴル産の最高級カシミア¨を通常よりも遅いスピードでじっくり織り上げた後、起毛させて毛足を作り出し、
同じ長さに刈り整え、プレスによって毛足を寝かせたビーバーは、独特なヌメリのある手触りで、まるで濡れているような
光沢を湛えており、圧倒的な高級感、ラグジュアリー感があります。
繊細な風合いで、しっとりとした滑らかな手触り(ヌメリのある手触り)。
柔らかいだけのカシミアと異なり、しなやかでハリがあり、独特なヌメリ感は唯一無二。
抵抗なく指が滑るその感触はため息が漏れるほど。
いつまでも触れていたい、誰もがこう感じるはず。思わず頬ずりしたくなるほどです。
ロロピアーナもいいですが、純粋なカシミアファブリックなので、質感は間違いなくそれらの上を行きます。
【 素材 】
表地/カシミア:100%
裏地/ナイロン:100%
【 色 】
上質さ歴然な『メランジェグレー』になります。
色合いの異なるグレーの糸を織り交ぜることで表現されたメランジェグレー。
奥行きのあるメランジェと極上素材の質感が相まって生まれる甘く柔らかなグレーは、若い男性には凛々しさ、
大人の男性には若々しさをもたらしてくれる幅広いポテンシャルを持っております。
また独自の霜降り感(メランジェ)は見た目にも軽快を演出。
グレーは他の色に比べ一番明るい色なので、素材のごまかしがききません。
上品か野暮かは、素材のクオリティに左右されます。コチラは原毛のクオリティが高い
(原毛が白い)ため、済んだグレーの発色と柔らかな風合いで別格のオーラを感じさせます。
【 サイズ感 】
シルエットは、今の気分にピッタリな『細すぎないスマートなシルエット』となります。
フィッティングの良いシャープなシルエットなので、洗練されたラインが生まれます。
緊張感のあるタイトフィットではなく、ユトリのある脇下から裾に向かって優雅にフレアーしたライン
(Aラインシルエット)のスッキリ&スマートシルエットです。
丈は背の低い日本人が着用して最も美しいコートスタイルを生み出すスリークォーター(3/4ひざ丈)となります。
脚(パンツ)が露出するため理想のシルエットが生まれます。
【 サイズ 】
「 50 」
【 サイズ実寸 】
着丈: 96 cm
肩幅: 47.5 cm
身幅: 58 cm
袖丈: 65 cm
採寸位置
着丈・・・・・襟付け根中心から裾
肩幅・・・・・肩先から肩先直線
身幅・・・・・袖付け根位置の脇下両端直線
ウエスト幅・・ウエストの一番細い部分の直線
袖丈・・・・・肩先、袖付け根から袖口
全て平台の上に平置きし、外寸を計測。
【 着用シーズン 】
秋/冬/春
【 モデル 】
PEAK
【 状態 】
新品未使用
【 付属品 】
スペアボタン、タグ
【 製造国 】
イタリア製
【 定価 】
¥440,000(税込)