●L-2A のLとは、(Light Zone)のLである。そして、このジャケットが摂氏10度~30度の温度帯で着用することを想定して開発された事を意味している。手に持ってみるとすぐに分かるがこのジャケットは重さの方もかなりライトに出来ている。「ライトゾーン」のタイプ名を持つジャケットはナイロン時代のフライトジャケットの旗手となる。インターライニングを持たない軽やかなL-2Aは新世代空軍のエアフォース・ブルーに輝く。世界中を巻き込み、今世紀最大の戦争となった第二次世界大戦は、フライトジャケットに様々な変革をもたらした。物資不足による代替え素材開発の必要性、新たなテクノロジーの導入などが変革の要因に挙げられるが、決定的となった要因がもう一つある。それは過去のどんな戦争よりも、航空戦力の必要性、重要度が飛躍的に増大したということだ。かつてない規模での各地の空で戦いが繰り広げられ、世界の制空権を奪取するために陸軍航空隊は16もの空軍を組織。世界中の大空に配備し、圧倒的な航空戦力を保持するまでになっていたのだ。まだ大陸弾道ミサイルなどの長距離攻撃兵器が開発されていなかった時代。優れた航空機を駆使して大空の一騎打ちに勝利する事こそ、最も重要な戦略だったのである。そんな空前絶後の空中戦が戦われた第二次世界大戦を経験することで、大戦終結後も航空線力の増強はますます重要性を帯びていった。そして、遂に航空隊は新たな次元の翼を手に入れる。高性能ジェット戦闘機の登場である。その開発の陰では、超音速飛行を成功させたイェガーをはじめとする勇敢なテストパイロットたちの命がけのテスト飛行が日夜続けられていたこと忘れてはならない。彼らの献身的な試みをなくして、ジェット戦闘機の開発が成功することはなかっただろう。1947年、それらの航空戦力拡大の機運を受け、陸軍航空隊は陸軍からアメリカ空軍として独立した。そしてジェットという高次元の翼とともに新たなシンボルカラーで染め抜いたフライトジャケットを採用。「エアフォース・ブルー」と呼ばれたその鮮烈なシンボルカラーは、新生空軍を担う若きパイロットたちのプライドを象徴することとなったのだ。◆本商品、バズリクソンズ のTYPE L-2A “B.RICKSON & SON, INC.” 1951 MODEL をベースに第35戦闘爆撃飛行隊のニックネームである“BLACK PANTHERS” の刺繍製スコードロンパッチが施された純正カスタム仕様になります。◆中古品となり、使用感、シワがございます。また、右腕リブの内側に1か所、穴あきがございます。(リブは2重構造となり、貫通はしておりません。その他、リブ部分(首回り、胴回り、両そで回り)に穴あきはございません。但し、フロントジッパーの開閉を問題ございませんが、ジッパーヘッド部分の裏側にあるバネが外れております。◆サイズは36で素人計測となり、肩幅約46.5㎝、身幅約58.0㎝、着丈約57.5㎝、袖丈約61.0cmとなります。◆◆MATERIAL : 3/1 Heavy Nylon Twill Government Use, ◆Color : Air Force Blue, ◆Lining : Wool 50% Nylon 50% Double Face Brushed, ◆Front Fastener : Crown Aluminum Spring Puller Automatic Lock, ◆Snap Button : U.S. Government Department of Defense Specs. Brass Black Oxidized, ◆Label : B.Rickson & Son. Inc, ◆左腕には、モノトーンのエアフォース・マークがあります。◆また、首裏には黒いウーブンラベルにて、ゴールデンスレッドにて、JACKET,FLYING,MAN’S LIGHT ZONE TYPE-L-2A SPEC. MIL-J-5391A PART NO. 51B3566 SIZE 36 STOCK NO. S/N8310-485600-281 ORDER NO.AF33 (038) -22179 B.RICKSON & SONS, INC. U.S.PROPERTY と刺繍表記が施されております。と刺繍表記が施されております。また、左スラッシュポケットの内側には白いラベルでBR11302、BR11939,そして裏側に東洋エンタープライズ(株)のプリント表記があります。●本商品は古着となりますので、古着をご理解頂ける方限定ですので、サイズや状態等で少しでもきになるようでしたら入札はご遠慮ください。又、現品と画像では、デジカメやブラウザ、又はモニター等により多少の色の誤差が生じます。以上の点をご理解した上で、ノークレーム、ノーリターンとさせて頂きます。◆◆◆発送はゆうパックの着払い又は、クロネコヤマト着払いとなります。